現代アメリカ法入門―アメリカ法の考え方

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現代アメリカ法入門―アメリカ法の考え方

  • 丸田 隆【著】
  • 価格 ¥2,970(本体¥2,700)
  • 日本評論社(2016/05発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 262p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784535521957
  • NDC分類 322.953
  • Cコード C3032

出版社内容情報

アメリカの法制度、担い手そして紛争解決の手段である訴訟手続を通じ、生きたアメリカ法とその考え方を知ることができるテキスト。

第1章 アメリカ法とは何か
1 大陸法と英米法
2 アメリカの法文化
3 アメリカの法と法律家をとりまく文化

第2章 ロースクールと法律事務所
1 法曹養成制度:アメリカのロースクール
2 アメリカ弁護士の仕事と法律事務所
3 弁護士報酬制度

第3章 アメリカ法の形成と裁判所制度 
1 アメリカ法の形成
2 アメリカ合衆国の裁判所制度の二元性:州裁判所と連邦裁判所
3 サーシオレイライ(Certiorari)・移送令状
4 連邦司法権とその範囲
5 アメリカの裁判官の任命方法

第4章 判例法 (case law)主義とは何か
1 判例法の考え方
2 判例法の発展:寄与過失から比較過失へ
3 先例となる判例適用の回避

第5章 クラス・アクション(Class Action)
1 クラス・アクション(集団代表訴訟)
2 クラス・アクションの公的政策形成機能
3 クラス・アクションに関する連邦法上の根拠
4 クラス・アクションに関する合衆国最高裁判例
5 クラス・アクション公正化法

第6章 懲罰賠償制度 (Punitive Damages)
1 損害賠償とは何か
2 懲罰的賠償に関する合衆国最高裁判決
3 懲罰的賠償に関する合衆国最高裁判決の動向

第7章 ディスカバリー制度
1 ディスカバリー(事前情報開示制度)
2 ディスカバリーの種類
3 秘匿特権とワーク・プロダクト
4 ディスカバリーの問題点とその克服

第8章 刑事裁判手続き――逮捕から公訴の提起まで
1 刑事手続きの流れ
2 ミランダ警告(Miranda Warning)
3 冒頭出頭(イニシャル・アピアランス, initial appearance)
4 予備審問(プレリミナリー・ヒアリング, preliminary hearing)
5 被疑者の取調べ(interrogation)
6 大陪審(grand jury))と起訴手続き
7 被疑者の保釈(bailment)手続き
8 アレインメント(Arraignment,罪状認否)
9 司法取引(bargain justice)

第9章 刑事陪審制度
1 なぜ刑事裁判が陪審によっておこなわれるのか
2 陪審選任手続き(Jury Selection)   
3 理由なし免除をめぐる憲法問題
4 陪審コンサルタント
5 小陪審・事実認定陪審(Petit Jury)
6 陪審による正式事実審理(trial by jury)の流れ
7 裁判官による陪審への説示(Instruction, Charge)
8 評議(deliberation)
9 全員一致評決(Unanimous Verdict)制
10 評決(Verdict)
11 控訴(Appeal)

第10章 民事陪審制度
1 民事陪審制度の法的根拠
2 民事陪審を受ける権利
3 民事陪審の定員
4 正式事実審理(Trial)
5 裁判官による陪審への説示(Instruction, Charge)
6 評決(verdict)
7 陪審評決に対する裁判所の介入
8 控訴(Appeal)

あとがき

丸田 隆[マルタ タカシ]
関西学院大学司法研究科教授・弁護士

内容説明

生きたアメリカの法的思考が新たな発想へと導く。アメリカの法制度、法の価値、考え方を知ることが、日本の法的問題解決に発見をもたらす。

目次

第1章 アメリカ法とは何か
第2章 ロースクールと法律事務所
第3章 アメリカ法の形成と裁判制度
第4章 判例法(Case Law)主義とは何か
第5章 クラス・アクション(Class Action)
第6章 懲罰的賠償制度(Punitive Damages)
第7章 ディスカバリー制度
第8章 刑事裁判手続き―逮捕から公訴の提起まで
第9章 刑事陪審制度
第10章 民事陪審制度

著者等紹介

丸田隆[マルタタカシ]
1949年和歌山県生まれ。関西学院大学法学部、同法学研究科修了、ミシガン・ロースクール大学院修了。関西学院大学法科大学院(ロースクール)教授。法学博士。弁護士(兵庫県弁護士会)。ミシガン・ロースクール客員教授、英国サセックス大学刑事法センター客員教授、ハワイ大学ロースクール客員教授、ハーバード・ロースクール客員研究員、コロンビア・ロースクール客員研究員、ニューヨーク・デイ・ピットニー法律事務所客員弁護士などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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たろーたん

1
冒頭出頭や予備審問ってのが日本から見ると結構すごいなって思う。本にも書いてあったけど、日本だと逮捕そのものの適法性を争う手続きがそもそも制度上なく、事前に検察の犯罪立証予定証拠の相当性を争う予審手続きもない。なのに、勾留23日って。あと、調書が物語形式ではなく、Q&A形式であり、疑義が出た場合取調官が証言する形を取るらしい。そのため、取調べは自白調書を中心とした供述調書を証拠資料として作成することが第一義的ではなく、捜査当局の持っている証拠の強さを示し、捜査や公判に協力させることに力点が置かれる点も驚き。2021/02/16

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