一人一票訴訟上告理由書―憲法を規範と捉えた上での判決を求める

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  • サイズ B5判/ページ数 424p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784535521414
  • NDC分類 314.84
  • Cコード C3032

内容説明

平成26(2014)年12月14日衆院選(小選挙区)・一人一票訴訟についての、年内に言渡されると予測されている最高裁判決は、(1)憲法56条2項、(2)憲法1条、(3)憲法前文第1文前段の定める『人口比例選挙の保障の規範』どおりの、“一人一票の保障のある国民主権国家”を誕生せるか否かを決する判決となる。本書は、最高裁に提出した、著者渾身の上告理由書である。

目次

第1編(『合理的期間』は、徒過済である;「たらいの水と一緒に赤子を流すな」)
第2編((1)憲法56条2項、(2)憲法1条、(3)憲法前文第1文前段の“人口比例選挙の保障”等
“違憲無効確定判決”による社会的混乱は、零
「憲法の予定している司法と立法の関係」(平成26年大法廷判決の判決文14頁2行)論
「…多くの議員の身分にも直接関わる事項」(平成25年大法廷判決13頁下5行)は、私益
規範論
『昭和51年大法廷判決の『判断枠組み』は、裸の王様である』
憲法47条の「選挙に関する事項」を二分して、それぞれについての立法裁量権の存否を論ずるべきである
正統性の無い裁判官
裁判例、論文等
17ヶの論点)

著者等紹介

升永英俊[マスナガヒデトシ]
1942年鹿児島市生まれ。1965年東京大学法学部卒。1973年東京大学工学部卒、第一東京弁護士会登録。1979年米国コロンビア大学ロー・スクール(LL.M)。1981年米国首都ワシントンDC弁護士登録。1984年米国ニューヨーク州弁護士登録。2008年TMI総合法律事務所パートナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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