市民法と不法行為法の理論

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  • サイズ A5判/ページ数 459p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535521322
  • NDC分類 324.01
  • Cコード C3032

出版社内容情報

民法、公害・環境法を中核とした不法行為法研究を集大成。ベースとなる市民法論の考え方を骨太に提示し、著者の法学理論を纏める。

第1部 「市民法論」と民法学

第1編 総論
第1章 「市民法論」の現代的意義
第2章 自己決定論の現代的意義
第3章 「市民法論」と「民法改正」
【補論1】「市民法」と民法解釈方法
【補論2】法教育と私法

第2編 「市民法論」と労働契約
第1章 労働契約における労働者の意思と規制
第2章 契約法理論から見た「解雇規制法理」

第2部 不法行為法論

第1編 総論
第1章 不法行為法と「市民法論」
【補論】 公害法理論の展開と市民法論
第2章 不法行為法の基本枠組み-違法性と過失の関係を中心に
第3章 不法行為法の改正をどのように考えるか

第2編 不法行為における権利・法益
第1章 不法行為法における権利侵害要件の「再生」
第2章 保護法益の多様化と不法行為法の基本要件
第3章 不法行為法学の動向と新しい人格的権利・利益の保護
第4章 「平穏生活権」の意義

第3編 損害論
第1章 人身損害賠償における賠償額の算定
第2章 人身損害賠償額算定における「交通事故方式」の修正
第3章 原発事故賠償における損害論

第4編 瑕疵・欠陥責任
第1章 瑕疵・欠陥責任論序説
第2章 製造物責任における「指示・警告(表示)上の欠陥」
――「薬害イレッサ」における製薬会社の責任の検討
第3章 土地工作物責任における設置・保存の瑕疵
第4章 製造物責任における欠陥の証明

【著者紹介】
立命館大学大学院法務研究科教授

目次

第1部 市民法と民法学(総論;市民法論と労働契約)
第2部 不法行為法論(総論;不法行為法における権利・法益;損害論;瑕疵・欠陥責任)

著者等紹介

吉村良一[ヨシムラリョウイチ]
1950年奈良県生まれ。1974年京都大学法学部卒業。1979年京都大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。立命館大学法学部助教授。1987年立命館大学法学部教授。2008年立命館大学法務研究科(法科大学院)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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