出版社内容情報
医師と患者の間の契約関係の存在を前提としてその内実を実体的に解明し、独自の典型契約類型としての定立を試みる。
【著者紹介】
西南学院大学法学部教授
目次
第１章 公法規範の選別―私法契約規範の外にあるもの
第２章 医療契約固有規範の選別―委任規定で処理できないもの
第３章 偶有的要素
第４章 本性的要素
第５章 本質的要素
第６章 結論―典型医療契約類型
補論１ 医療契約の当事者論
補論２ 解釈類型から法定類型へ―ドイツ法からの示唆
著者等紹介
村山淳子［ムラヤマジュンコ］
１９７２年群馬県に生まれる。１９９５年新潟大学法学部法学科卒業。１９９８年獨協大学大学院法学研究科博士前期課程修了。２００２年早稲田大学法学部助手。２００４年早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程修了。２００４年西南学院大学法学部講師。２００６年西南学院大学法学部助教授。２００７年西南学院大学法学部准教授。２０１２年西南学院大学法学部教授。２０１２年西南学院大学法学研究科教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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