出版社内容情報
2014年6月改正の児童ポルノ禁止法に関する重要論点につき、刑事法、憲法、法哲学、実務的な観点から総合的に検討・解説。
第1部 総論
第1章 児童ポルノ禁止法の成立と改正……………………園田 寿
第2章 判例から見た児童ポルノ禁止法……………………………奥村 徹
[コラム] セクスティングと児童ポルノ製造罪………………園田 寿
[コラム] 児童ポルノサイトへのアクセス遮断(ブロッキング)……曽我部真裕
第2部 単純所持規制についての検討
第3章 単純所持規制の憲法上の論点……………………大林啓吾
第4章 所持規制の刑法上の論点………………………高山佳奈子
第5章 児童ポルノ単純所持規制についての検討………落合洋司
――刑事実務の観点から
第6章 条例による児童ポルノ単純所持規制の試みが残した教訓 ……曽我部真裕
第3部 創作物規制についての検討
第7章 児童ポルノ規制への根拠…………………………大屋雄裕
――危害・不快・自己決定
[コラム]デュトゥルー事件と児童性愛者ネットワーク……河合幹雄
――幻想を生んだ背景と役割
第4部 比較法的検討
第8章 児童ポルノ規制に対する国際条約及び外国法制に対する
正しい理解…………………………………………………朴 景信
第9章 性的空想に法的制限を設けるべきか?――アメリカにおける歴史的、法的及び政治的な視点……スヴェトラーナ・ミンチェバ
第10章 アメリカとカナダにおける単純所持規制の動向……大林啓吾
――法令と判例の展開
第11章 ドイツにおける児童ポルノ規制…………………豊田兼彦
――単純所持規制を中心に
資料
1 新旧条文対照表
2 児童ポルノ所持規制に関する条例
【著者紹介】
甲南大学法科大学院教授
内容説明
2014年6月18日に成立した改正児童ポルノ禁止法の主要論点を解説・検討する。
目次
第1部 総論(児童ポルノ禁止法の成立と改正;判例から見た児童ポルノ禁止法)
第2部 単純所持規制についての検討(単純所持規制の憲法上の論点;所持規制の刑法上の論点;児童ポルノ単純所持規制についての検討―刑事実務の観点から;条例による児童ポルノ単純所持規制の試みが残した教訓)
第3部 創作物規制についての検討(児童ポルノ規制への根拠―危害・不快・自己決定)
第4部 比較法的検討(児童ポルノ規制に対する国際条約及び外国法制に対する正しい理解;性的空想に法的制限を設けるべきか?―アメリカにおける歴史的、法的及び政治的な視点;アメリカとカナダにおける単純所持規制の動向―法令と判例の展開;ドイツにおける児童ポルノ規制―単純所持規制を中心に)
著者等紹介
園田寿[ソノダヒサシ]
甲南大学教授
曽我部真裕[ソガベマサヒロ]
京都大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kenitirokikuti
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