新しい音楽鑑賞―知識から体験へ

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新しい音楽鑑賞―知識から体験へ

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  • サイズ A5判/ページ数 178p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784880654577
  • NDC分類 760.79
  • Cコード C0073

出版社内容情報

音楽作品の「価値」を前提にする鑑賞ではなく、音楽を聴くという「行為」に注目することによって、鑑賞は表現に匹敵する重要な役割を獲得する。



小学校から高等学校の音楽科教員、司会やファシリテーター、そしてコンサートホールで聴衆を前にして演奏する、プロやセミプロの人たち。「ティーチング・アーティスト」という職業について芸術と教育の視点から説明する【理論編】と、具体的な楽曲を挙げ、鑑賞する際必要なエントリーポイントとアクティビティを紹介する【実践編】で構成された本書は聴衆にクラシック音楽を楽しんでもらい、音楽の本質的部分に触れることが出来る、新しい「体験型音楽鑑賞」を実践するための一冊

【理論編】

第1章 これからの音楽鑑賞を考える

1. 私と音楽鑑賞 2. 美術鑑賞と「私」という視点 3.「ティーチング・アーティスト」を知る

第2章 ティーチング・アーティストのスキルを活用する

1. ティーチング・アーティストとはどんな人 2. ティーチング・アーティストにとって大切なこと

第3章「 個人的に大切なつながり」とは

1. 共感 2. 喜び 3. 知的満足 4. 感情の惹起

第4章 エントリーポイントを見つける

1. エントリーポイント 2. エントリーポイントを見つけるために必要なこと 3. エントリーポイントの種類

第5章 アクティビティを工夫する

1.アクティビティとは 2.アクティビティの方法 3.実施にあたって留意すべきこと

第6章 学校教育におけるこれからの音楽鑑賞

1.学習指導要領における「鑑賞教育」 2.学習指導要領で示された「音楽鑑賞」を発展させるには 3.「音楽のよさや美しさを味わう」とは 4. 音楽を聴く「力」 5. アクティブ・ラーニングとのつながり 6.アーティスティック・ティーチャーをめざす



【実践編】

第7章 独奏曲

1.バッハ「小フーガ」ト短調 2.ベートーヴェン『エロイカ変奏曲』 3.ショパン『練習曲集・作品10』より「革命」 4.ドビッシー『前奏曲集第1巻』から「帆」 5.シェーンベルク『5つのピアノ曲』より第5曲「ワルツ」

第8章 室内楽

1.ヴィヴァルディ『四季』より「春」第1楽章 2.モーツァルト『ケーゲルシュタット・トリオ』より第1楽章 3.モーツァルト『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』より第1楽章 4.ベートーヴェン管弦四重奏曲作品132 第3楽章 5.ドヴォルジャーク『管弦四重奏曲』「アメリカ」より第1楽章

第9章 管弦楽

1.モーツァルト交響曲『ジュピター』より第4楽章 2.ベートーヴェン交響曲第5 番『運命』 3.マーラー『交響曲第1番』第1楽章 4.レスピーギ交響詩『ローマの松』より「アッピア街道の松」 5. ムソルグスキー/ ラヴェル『展覧会の絵』

第10章 歌曲

1.シューベルト歌曲集『冬の旅』より「菩提樹」 2.シューベルト歌曲「ます」とピアノ五重奏『鱒』 3.シューマン連作歌曲集『詩人の恋』より「五月」 4.シェーンベルク『月に憑かれたピエロ』より「月に酔って」 5. 山田耕筰「からたちの花」

第11章 受難曲・オラトリオ・オペラ

1.バッハ『マタイ受難曲』より 2.ハイドン オラトリオ『天地創造』より 3.モーツァルト オペラ『フィガロの結婚』より 4.ビゼー オペラ『カルメン』より 5.プッチーニ オペラ『ラ・ボエーム』より

久保田 慶一[クボタ ケイイチ]
著・文・その他

内容説明

「私」という視点から音楽に触れる。音楽鑑賞の指導者を対象に解き明かす体験型音楽鑑賞の入門決定版。具体的な楽曲を挙げ、学校の授業で鑑賞するときに必要なエントリーポイントとアクティビティを紹介。5つのジャンル―1独奏曲、2室内楽、3管弦楽、4歌曲、5受難曲・オラトリオ・オペラ―各ジャンル5曲、計25曲を鑑賞例として示す。

目次

理論篇(これからの音楽鑑賞を考える;ティーチング・アーティストのスキルを活用する;「個人的に大切なつながり」とは;エントリーポイントを見つける;アクティビティを工夫する;学校教育におけるこれからの音楽鑑賞)
実践篇(独奏曲;室内楽;管弦楽;歌曲;受難曲・オラトリオ・オペラ)

著者等紹介

久保田慶一[クボタケイイチ]
国立音楽大学教授。東京芸術大学音楽学部、同大学大学院修士課程を修了。1999年東京芸術大学より「博士(音楽学)」を授与。ドイツ学術交流会の奨学生として、ドイツ連邦共和国のフライブルク大学、ハンブルク大学、ベルリン自由大学に留学。東京学芸大学教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。