出版社内容情報
"先駆的研究者である著者が、第四の法曹「司法書士」制度の歴史を考察し、現代における法律家としての司法士の地位と責務を示す。
第一章 証書人、代書人、代言人
第一節 準法律家
第二節 明治初期の「弁護士」制度について
第三節 司法書士の歩み
第四節 比較法からみた公証(人)制度のあり方 ―フランス公証人制度の一端
第五節 下級法律実務家と上級法律実務家
第二章 昭和五三年法改正
第一節 司法書士制度史上における意義
第二節 司法書士制度の将来
第三節 「改正司法書士法」の問題点
第三章 司法書士の基本的性格
第一節 司法書士の基本的性格
第二節 法律家について ―司法書士法第一条を中心として
第四章 司法書士の社会的役割
第一節 司法書士の社会的役割と将来
第二節 司法書士制度の現状と展望
第三節 日本の法律家 ――その特質
【著者紹介】
東京都立大学名誉教授
目次
第1章 証書人、代書人、代言人(準法律家;明治初期の「弁護士」制度について;司法書士の歩み;比較法からみた公証(人)制度のあり方―フランス公証人制度の一端
下級法律実務家と上級法律実務家)
第2章 昭和53年法改正(司法書士制度史上における意義;司法書士制度の将来;「改正司法書士法」の問題点)
第3章 司法書士の基本的性格(司法書士の基本的性格;法律家について―司法書士法第一条を中心として)
第4章 司法書士の社会的役割(司法書士の社会的役割と将来;司法書士制度の現状と展望;日本の法律家―その特質)
著者等紹介
江藤价泰[エトウヨシヒロ]
1928年東京生まれ。1962年東京大学法学部卒業。東京都立大学教授、大東文化大学教授を歴任。東京都立大学名誉教授。民事訴訟法、裁判法、司法制度論を専攻。長年にわたり司法書士制度について研究を深め、司法書士の法理論的支柱となっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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