自信をもっていじめにNOと言うための本―憲法から考える

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自信をもっていじめにNOと言うための本―憲法から考える

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  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784535520387
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C3032

出版社内容情報

いじめがなぜいけない行為か、いつ介入すべきかを明らかにするため、憲法学、人権論からアプローチし、問題提起する本。

第一章  いじめをもっと深く知るために
              ――大河内君の遺書を学生・生徒とともに読む

 大河内君の遺書
 大河内清輝君の遺書全文
 問1 大河内君の遺書を読んでどう思いましたか?
 問2 この遺書は何のために書かれたと思いますか?
 問3 大河内君は具体的にどのような行為を受けていましたか?
 問4 問3の行為は問題行為ですか。なぜですか。法律で罰すべきですか?
 問5 問3の行為以外にどのような行為がいじめだと思いますか?
 問6 それら具体的行為がいじめですか。それともいじめとは、それに留まらない
       何か違う要素を含んでいると思いますか。 他

第二章  どんな行為がNOなのか、いじめの定義を憲法から考える

 第一節 定義をすることの意味
 第二節 様々な定義
 第三節 シカト(無視)はいじめか
 第四節 本書の定義

第三章  いじめにNO言える教室づくりを憲法から考える

 自然権と国家
 法意識、法規範、法制度、法関係
 いじめ問題をめぐる法関係
 部分社会の法関係
 部分社会としての教室の秩序  他

第四章  いじめにNOと言える支援体制を憲法から考える

 第一節 いじめ問題にみる担任、学校、教育委員会の問題点
 第二節 学校の病への処方箋
 第三節 いじめ防止対策推進法は何を定めたか
 第四節 教育委員会の病への処方箋

第五章  [補論] 憲法から考えることの意味

 法律家のように考える
 権利とは正当な要求である
 悲惨であれば権利が認められるのか
 権利と認められるには何が必要か
 神の命令は世界を変える  他

【著者紹介】
岡山大学教授

内容説明

NOと言ってよい「いじめ」をはっきりさせよう。本人も親も教師も、はっきりNOと言うために。

目次

第1章 いじめをもっと深く知るために―大河内君の遺書を学生・生徒とともに読む(大河内君の遺書;大河内清輝君の遺書全文 ほか)
第2章 どんな行為がNOなのか、いじめの定義を憲法から考える(定義をすることの意味;様々な定義 ほか)
第3章 いじめにNOと言える教室づくりを憲法から考える(自然権と国家;法意識、法規範、法制度、法関係 ほか)
第4章 いじめにNOと言える支援体制を憲法から考える(いじめ問題にみる担任、学校、教育委員会の問題点;学校の病への処方箋 ほか)
第5章 「補論」憲法から考えることの意味(法律家のように考える;権利とは正当な要求である ほか)

著者等紹介

中富公一[ナカトミコウイチ]
1953年福岡県生まれ。1983年名古屋大学法学研究科博士後期課程単位取得退学。高知大学教育学部助教授を経て、岡山大学大学院社会文化科学研究科(法学)教授。2006年米国・カリフォルニア大学バークリー校ロー・スクール客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Asdf_QwertyZ

0
著者のお子さんがいじめで不登校になったそうである。本書全体から家族への愛から生まれる静かなる怒り、正義の心を持つがゆえのいきどおりを感じる。法律家というのはこういう信念でやっているのだなと思う。いじめの定義、何に憤るべきなのか、シカトはコミュニケーションの相手として真面目に扱われていないなどなるほどと思った。学生との議論を通じていじめ問題の本質をついている。さすが専門家である。私はこういった熱き信念のほとばしる文章が大好きである。2019/02/14

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