理論刑法学入門―刑法理論の味わい方

個数:
  • ポイントキャンペーン

理論刑法学入門―刑法理論の味わい方

  • 在庫が僅少です。通常、3~7日後に出荷されます
    ※事情により出荷が遅れたり、在庫切れとなる場合もございます。
    ※他のご注文品がすべて揃ってからの発送が原則となります(ご予約品を除く)。
    ※複数冊ご注文の場合にはお取り寄せとなり1~3週間程度かかります。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    ■通常、3~7日後に出荷されます

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 350p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784535520318
  • NDC分類 326.01
  • Cコード C3032

出版社内容情報

刑法学上の重要論点を気鋭の研究者が大胆に分析し、驚きと発見の中から理論刑法学の姿を鮮やかに描き出す。

はしがき
凡例

第1講 過失犯
1 過失の2つの問い方――「危険の現実化」か「原因において自由な行為」か
2 過失行為のとらえ方

第2講 不作為犯
1 不作為犯の結果回避可能性――「危険の現実化」か「負担要求可能性」か
2 不作為における可能性

第3講 緊急行為
1 正当防衛における負担要求可能性――侵害回避義務と退避義務
2 刑法の体系性と過剰防衛

第4講 責任能力
1 アリス(alis)とアリック(alic)
2 医療観察法から見る刑法理論

第5講 裏返しの犯罪論
1 「真意説」の真意を問う――「被害者の同意」のオセロ的理解から帰属的理解へ
2 中止犯――二つの裏返し、二つの考察法

第6講 主観的要素
1 故意はどこまで客観化されるべきか
2 犯罪論における計画――ブラットマンと開けるブラックボックス

第7講 複数行為の競合
1 遡及禁止と間接正犯
2 過失競合における主体の問題

第8講 共犯論
1 意思連絡について
2 共謀による義務付けと共謀の射程

第9講 罪刑法定主義
1 刑法と憲法における『不明確性』の主張
2 行動準則としての刑法と罪刑法定主義

第10講 刑事判例と刑事立法
1 判例に関する2つの原理と「判例への適合性」
2 フィクションとの比較法――刑事法学はSFの夢を見るか?

第11講 行為無価値論と結果無価値論
1 行為無価値論と結果無価値論の対立はどこまで続くか
2 論争の終わらせ方――論点整理メモとして

あとがき
事項索引


【著者紹介】
早稲田大学法学部教授

内容説明

重要論点を斬新な思考で検討し、理論刑法学の魅力を鮮やかに描き出す。“自由に考える”発想が刑法学の新たな1ページを切り拓く。

目次

第1講 過失犯
第2講 不作為犯
第3講 緊急行為
第4講 責任能力
第5講 裏返しの犯罪論
第6講 主観的要素
第7講 複数行為の競合
第8講 共犯論
第9講 罪刑法定主義
第10講 刑事判例と刑事立法
第11講 行為無価値論と結果無価値論

著者等紹介

高橋則夫[タカハシノリオ]
早稲田大学法学学術院教授。法学博士(早稲田大学)

杉本一敏[スギモトカズトシ]
早稲田大学大学院法務研究科教授

仲道祐樹[ナカミチユウキ]
早稲田大学社会科学総合学術院准教授。博士(法学)(早稲田大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。