内容説明
歴史と理論でひも解く奥深き憲法学の世界への招待状。
目次
第1部 憲法総論・統治機構論(立憲主義;法の支配;民主主義;国民主権の原理;権力分立論;議員内閣制―法と政治の間で;天皇と戦争/歴史と記憶;憲法の最高法規性―基本的人権の保障方法;憲法の変容―憲法改正・抵抗権・国家緊急権)
第2部 人権論(人権の概念―憲法・憲法学と「人権」;人権の制約・限界―「公共の福祉」を中心に;人権保障の実質化;私人間効力―「人権」を尊重する社会をいかに築くのか;法の下の平等―差別の問題と厳格審査の理論;思想の自由と信教の自由;表現の自由;「経済的自由」;「社会改革(social revolution)」への翹望―生存権の憲法的保障をめぐって)
著者等紹介
南野森[ミナミノシゲル]
京都市生まれ。東京大学法学部卒業後、東京大学大学院法学政治学研究科、パリ第十大学大学院を経て、2002年より九州大学法学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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