欧米諸国の「公務員の政治活動の自由」―その比較法的研究

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  • サイズ A5判/ページ数 237p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535518049
  • NDC分類 317.93
  • Cコード C3032

内容説明

世界標準の視点から、日本の「公務員の政治活動の自由」を考察。いま、最高裁自身が、公務員の政治活動の禁止を明示的に合憲とした猿払最高裁判決(1974年)の再検討を迫られる、歴史的段階を迎えている。

目次

序章 本書の課題と構成
第1章 (アメリカ公務員法における政治的行為の制限;合衆国公務員法との比較からみた政治的行為の制限について)
第2章 イギリスにおける国家公務員の政治的活動の自由
第3章 ドイツ官吏法における政治的自由
第4章 フランスにおける公務員の政治活動
第5章 国家公務員の政治的行為の禁止と自由権規約19条
第6章 労働組合の政治活動とILO87号および151号条約
終章 国際比較からみたわが国法制の違憲性

著者等紹介

晴山一穂[ハレヤマカズホ]
京都大学大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学、専修大学大学院法務研究科教授。行政法学

佐伯祐二[サエキユウジ]
京都大学大学院法学研究科博士後期課程公法専攻(研究指導認定退学)、同志社大学司法研究科教授。行政法学

榊原秀訓[サカキバラヒデノリ]
名古屋大学大学院法学研究科博士後期課程満期退学、南山大学大学院法務研究科教授。行政法学

石村修[イシムラオサム]
専修大学大学院博士課程、専修大学法科大学院院長・教授。憲法・比較憲法学

阿部浩己[アベコウキ]
早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得、神奈川大学法科大学院教授。国際法学

清水敏[シミズサトシ]
早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程退学、早稲田大学社会科学総合学術院教授。労働法学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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