内容説明
成年後見法の研究と実務の水準を示す。制度の現況・比較法・隣接諸領域との関係・現場の状況などの主要論点を網羅し、制度の改善に向けた提言を行う。研究者・実務家必読の文献。
目次
第1部 制度の概要と現況(成年後見制度の概要;法定後見制度 ほか)
第2部 比較法(イギリスの成年後見制度―自己決定とその支援を目指す法制度;アメリカにおけるガーディアンシップ手続の特徴―ニューヨーク州精神衛生法第81編の下での手続をその一例として ほか)
第3部 成年後見の諸論点(成年被後見人の自己人生創造希求権と選挙権;「障害者の権利に関する条約」と日本の成年後見制度―12条から「支援つき意思決定」を考える ほか)
第4部 制度の担い手(はじめに―成年後見制度とその担い手;リーガルサポート ほか)
第5部 制度の改善のために(法定後見制度の改善・改正の展望;任意後見制度の改善のために ほか)
著者等紹介
新井誠[アライマコト]
中央大学法学部教授
赤沼康弘[アカヌマヤスヒロ]
弁護士
大貫正男[オオヌキマサオ]
司法書士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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