内容説明
『犯罪白書』にはできない犯罪者処遇の実証的分析。裁判員時代の刑罰と更生を考える必読書。『犯罪統計入門』の続編。
目次
序章
第1章 捜査・訴追と刑の執行―統計から見る検察官の活動の実際
第2章 行刑統計―刑務所から見た日本の刑罰
第3章 仮釈放等の運用―および仮釈放者等の成行き
第4章 保護観察対象者等の実情と更生保護の運用
第5章 少年鑑別所・少年院入院者から見た日本の少年非行対策―戦後少年非行の「第四の波」とは何だったのか
第6章 女性と犯罪―とくに政策的視点からの考察
第7章 高齢犯罪者の動向と背景
著者等紹介
浜井浩一[ハマイコウイチ]
龍谷大学大学院法務研究科教授(龍谷大学矯正・保護研究センター基礎研究部門長)。専門は犯罪学。臨床心理士。早稲田大学教育学部卒業後、国家公務員上級職(甲種)心理区分試験に合格し、1984年に法務省に採用される。少年院、刑務所、保護観察所等の犯罪者処遇の現場のほか、法務省からの派遣で米国南イリノイ大学大学院留学、在イタリア国連犯罪司法研究所研究員、法務省総合研究所研究官を歴任、2003年から龍谷大学教授。社会保障審議会障害者部会専門委員、日本犯罪社会学会理事・犯罪社会学研究編集委員長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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