目次
第1部 現行著作権法の主要課題―リフォーム論
第2部 保護範囲論(翻案の構造;フェアユース;考慮すべき要素)
第3部 知的財産権のアポリア(データベースに関する判例の分析;知的財産権の共有;生成中の権利)
知的財産権の転換期
著者等紹介
椙山敬士[スギヤマケイジ]
1951年岐阜県関市生まれ。1976年東京大学法学部卒業。1976年司法試験合格。1979年弁護士登録。1986年アリゾナ州立大学法学部客員研究員。1991年東京大学法学部大学院講師。2005年日本弁護士連合会知的財産制度委員会委員長。法とコンピュータ学会理事、著作権法学会理事、中央大学法科大学院、桐蔭横浜大学法学部、東京工業大学各非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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MI2
2
著作権法リフォーム論の総論・各論について述べた本というべきだろう。著作権関係を中心に取り扱ってこられた椙山敬士弁護士の著書である。 論点という意味では,本書が出された時節柄,日本版フェアユース導入に関する話が多いが,ライセンスや共有といった,平成23年産構審の審議内容に関係する部分もあり,現在的価値も有する。 ただ,著者の活動分野から来ているのだろうが,多少アメリカの制度紹介的な部分に終始して,それが日本にどのようなメリットがあるのかを明らかにしていない部分もあるようには思われる。2011/12/18
mura
0
著作権の創作性についての諸学説の整理と解説が参考になった。ポイントは文化に新たな貢献をしているかどうか。2010/03/08
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- 和書
- 100歳のほんとうの幸福