目次
第1巻第1部 労働条件の決定、変更(就業規則による歩合給計算方法の不利益変更―第一小型ハイヤー事件(最二小判平成4年7月13日)
就業規則による高年齢労働者の労働条件の不利益変更―みちのく銀行事件(青森地判平成5年3月30日) ほか)
第1巻第2部 労使関係の成立(ヘッドハンティングにより引き抜いた労働者の採用内定取消―インフォミックス事件(東京地決平成9年10月31日)
契約締結における説明義務違反を理由とする逸失利益の賠償―わいわいランド(解雇)事件(大阪高判平成13年3月6日) ほか)
第1巻第3部 労働契約上の権利義務(競業避止義務と労働者の職業選択の自由―西部商事事件(福岡地小倉支判平成6年4月19日)
退職後の守秘義務・競業避止義務と差止請求―東京リーガルマインド事件(東京地決平成7年10月16日) ほか)
第1巻第4部 労働者の人権(思想信条を理由とする差別的取扱いと損害賠償請求―東京電力山梨事件(甲府地判平成5年12月22日)、東京電力千葉事件(千葉地判平成6年5月23日)
正社員と臨時社員の賃金格差と均等待遇―丸子警報器事件(長野地上田支判平成8年3月15日) ほか)
第1巻第5部 労災・安全配慮義務(銀行女子職員に発症した手根管症候群の業務起因性と会社の安全配慮義務―さくら銀行事件(東京地判平成5年3月25日)
安全配慮義務違反によるじん肺患者の損害賠償請求権と消滅時効の起算点―日鉄鉱業長崎じん肺訴訟事件(最三小判平成6年2月22日) ほか)