目次
改憲の動きと人権抑圧
第1篇 現代治安政策と刑事訴訟法の変動(現代治安政策と盗聴法―盗聴立法過程の特異性とその背景;少年審判への検察官関与論再批判―少年法改正法案(一九九九年)の問題点と本質
刑事法制の変動と憲法的近代刑事原則
市民の安全要求と人間的・社会的連帯の回復―監視社会と刑事法
裁判員制度の批判的考察
司法改革の歴史的位相と本質
裁判員制度と民主主義刑事法学の課題―講演と討論)
第2篇 刑事訴訟法学における憲法的思考の一軌跡(インタビュー 刑事司法改革の鍵をどう発見するか―著書『現代司法と刑事訴訟の改革課題』を素材として;座談会 小田中刑訴法学の軌跡―一九九八年六月二一日東北大学法学部大会議室に於いて;現代刑事訴訟法学における憲法的思考の後退と復権―東北大学定年退官記念講義)
刑事訴訟法の変動と憲法的思考―専修大学最終講義
著者等紹介
小田中聰樹[オダナカトシキ]
1935年盛岡生まれ。1958年東京大学経済学部卒業。1964年東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。1966年第18期司法研修所修了。東京都立大学(1966~76年)、東北大学(1976~99年)、専修大学(1999~2006年)にて研究・教育に携わる。法学博士(東京大学)。東北大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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