内容説明
株主代表訴訟制度の到達点と課題を、近時の立法および欧米の動向をふまえて、理論と実務の両面から明解に解説する。
目次
第１編 わが国の株主代表訴訟制度の活性化とコーポレート・ガバナンス（株主代表訴訟制度の基本理念と法構造；平成５年改正と平成１３年改正 ほか）
第２編 アメリカの株主代表訴訟制度の現状（適切代表性と行為時株式所有原則；株主代表訴訟の手続とその特色 ほか）
第３編 欧州諸国の株主代表訴訟制度導入への取り組み（ドイツにおける株主代表訴訟；イギリスにおける株主代表訴訟 ほか）
第４編 株主代表訴訟制度の課題と今後の方向性（わが国の株主代表訴訟制度の課題；株主代表訴訟制度の今後の方向性 ほか）
著者等紹介
小林秀之［コバヤシヒデユキ］
１９５２年石川県生まれ。東京大学法学部卒業。第２８期司法修習。東京大学法学部助手、上智大学法学部教授等を経て、一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授
高橋均［タカハシヒトシ］
１９５５年東京生まれ。北海道大学卒業。筑波大学大学院を経て、一橋大学大学院国際企業戦略研究科経営法務専攻博士後期課程修了。修士（法学）、博士（経営法）。１９８０年新日本製鐵株式会社入社。ＮＳ．Ｕ．Ｓ．Ａ社シカゴ支店総務・法務担当シニアマネジャー、新日鉄（株）鋼管営業部部長代理、同企画調整室長を経て、現在、監査役事務局マネジャー・理事補、公認コンプライアンスオフィサー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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