内容説明
相続、裁判、土地争い。なにわ経済を舞台に、「町の法律家」司法書士の活躍をつづる26篇。
目次
第1章 なにわの土地の泣き笑い―不動産登記の巻(なにわの不動産業者と司法書士―地球の皮膚を商いするひとびと;原野の錬金術師たち ほか)
第2章 なにわ経済泣き笑い―商業登記の巻(町工場社長解任合戦;有限会社バンク、銀行法に抵触す ほか)
第3章 相続てんやわんや(釜ケ崎串カツ屋風物誌―牧師は神技、司法書士は人技;恋文の遺産―遺言状が語りつぐ戦禍の爪跡 ほか)
第4章 「街の法律家」、司法書士東奔西走(相談アラカルト;「下駄ばき」法律家、司法書士 ほか)
第5章 司法書士、法廷に立つ(震災ホステス―ネオン街の魔物;哀れな訴訟―貸した健康保険証の代償 ほか)