内容説明
表現の自由の「優越的地位」、二重の基準論の定着のための体系的研究。表現の自由に関する一般的理論ないし考え方、表現の自由制約法令に対する違憲審査の基準について提言する。
目次
第1編 表現の自由総論(表現の自由論の過去と今;差別的表現の規制)
第2編 表現内容の規制・内容中立的規制二分論(表現内容の規制・内容中立的規制二分論と表現の自由;表現内容の規制・内容中立的規制二分論とバーガー・コート ほか)
第3編 最高裁の表現の自由論(表現の自由と「公共の福祉」論;表現内容の規制と内容中立的規制 ほか)
第4編 署名活動の自由(署名活動と表現の自由・プライバシー;署名活動と請願権・名誉権 ほか)
著者等紹介
市川正人[イチカワマサト]
1955年静岡県生まれ。1979年京都大学法学部卒業。1984年京都大学大学院法学研究科(博士後期課程)学修認定退学。現、立命館大学法学部教授
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