内容説明
本書では、旧版の発行後の法改正の内容を全て網羅し、解説を加えるとともに、改正の対象とはなっていない取引類型についても、旧版の解説を再検討し、必要な改訂を加えた。また、特定商取引法に限らず、できるだけ関連法令にも触れることを心がけ、被害救済の法理では消費者契約法に基づく被害救済の方策について検討し、被害救済の面から割賦販売法についても必要な解説を加えた。また、2001(平成13)年6月に成立した「電子消費者契約及び電子承諾通知に関する民法の特例に関する法律」など、最新の法令にも触れるように心がけた。
目次
第1章 総論
第2章 訪問販売
第3章 通信販売
第4章 電話勧誘販売
第5章 連鎖販売取引
第6章 特定継続的役務提供
第7章 業務提供誘引販売取引
第8章 ネガティブ・オプション
第9章 行政権限と指定法人等
第10章 被害救済の法理
著者等紹介
斎藤雅弘[サイトウマサヒロ]
1954年生まれ。1980年一橋大学法学部卒業、1982年東京弁護士会登録。現在、日弁連消費者問題対策委員会幹事、経済産業省消費経済審議会臨時委員、一橋大学法学部非常勤講師。東京都千代田区に四谷の森法律事務所を開設
池本誠司[イケモトセイジ]
1955年生まれ。1978年明治大学法学部卒業、1982年埼玉弁護士会登録。現在、日弁連消費者問題対策委員会委員、経済産業省産業構造審議会割賦販売分科会委員、明治大学法学部非常勤講師など。さいたま市に池本法律事務所を開設
石戸谷豊[イシトヤユタカ]
1950年生まれ。1974年東北大学法学部卒業、1976年横浜弁護士会登録。現在、日弁連消費者問題対策委員会委員、国民生活センター判例情報評価委員、神奈川大学法学部非常勤講師など。横浜市に港共同法律事務所を開設
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