内容説明
グローバル化した犯罪と犯罪組織をいかに解明するか。―新たな刑事立法の視座と基礎的情報を提供する。
目次
序章 (グローバリゼーションと「人間の安全保障」;国際刑事法の可能性)
第1章 各国における犯罪と刑事司法の問題状況(国際犯罪組織の実態と機能;日本における犯罪現象の変化と刑事立法―安全神話は崩壊したか;犯罪の挑戦をうけて―カナダの展望;補論・中国新刑法典における組織犯罪への対応)
第2章 問題の諸相(暴力犯罪と銃規制―カナダの展望;政治腐敗と経済犯罪―日本における問題状況;犯罪捜査手段としての電話盗聴―司法的な統制は可能か;人権条約の国内的実施と日本国憲法)
著者等紹介
上田寛[ウエダカン]
立命館大学法学部教授
大久保史郎[オオクボシロウ]
立命館大学法学部教授
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