内容説明
本書では、「ネットワーク社会と消費者」および「消費者法をめぐる現代的潮流」の2本を柱に、現代国際社会をこえ未来をも見据えたグローバル社会における消費者保護法はいかにあるべきかを展望している。
目次
第1部 ネットワーク社会と消費者(電子商取引と消費者;名誉毀損・詐欺的取引とプロバイダーの民事責任;消費者の信用情報に対する人格権;米国ストアード・ヴァリュー・カードと消費者保護 ほか)
第2部 消費者法をめぐる現代の潮流(不公正条項コントロールをめぐるイギリス法の展開―「1999年不公正条項規則」と実効性確保手続の拡充;消費者契約における不公正条項に関するEC指令―本指令はその目的を達成できるのか;損害保険契約者の保護―火災保険約款の地震損害不填補条項の適正化をめぐって;比較法としての消費者信用法 ほか)
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