内容説明
交通事故の加害者はどのような民事責任を負うのか、被害者はどのようなかたちで損害の填補を受けることができるのか。本書は、複雑に交錯する民法・自賠法・保険法を体系的に取り扱い、交通事故紛争処理システムをわかりやすく解説する初の入門書。クルマ社会に生きる私たちの法律手引書。
目次
交通事故賠償法の概要―交通事故の発生から紛争処理まで
第１部 法律上の責任とはどういうものか（責任論；自賠法における「運行」の意義 ほか）
第２部 損害はどのように認定されるのか（損害論；損害の算定 ほか）
第３部 自動車保険はどのような仕組みになっているのか（自賠責保険および政府保障事業の仕組み；任意自動車保険の仕組み ほか）
第４部 交通事故紛争の解決と世界の交通事故賠償法（交通事故紛争の解決方法；諸外国の交通事故補償システム ほか）
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