内容説明
日本で１９９０年代後半から急速に導入が進められた政策評価システムについて、その到達点とそれが有する潜在的な可能性を、公共政策学の各論たる政策評価論の観点から明らかにすることが本書の目的である。
目次
第１章 政策評価論再考―事後的政策分析としての政策評価
第２章 行政監視院（日本版ＧＡＯ）設置法案とその挫折
第３章 三重県事務事業評価システムの挑戦
第４章 事務事業評価の実像
第５章 事務事業評価と政府の失敗
第６章 業績測定による政策決定
第７章 事務事業評価の可能性
著者等紹介
窪田好男［クボタヨシオ］
１９７１年京都府に生まれる。１９９４年立命館大学法学部卒業。１９９９年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程単位取得満期退学。２０００年神戸学院大学法学部講師。２００２年神戸学院大学法学部助教授。京都大学博士（人間・環境学）
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