出版社内容情報
2022年1月~6月までに刊行された各判例集に掲載されたすべての民事判例を対象として、裁判例の動向と注目裁判例の注釈を行う。
目次
第1部 最新民事裁判例の動向(取引裁判例の動向;担保裁判例の動向;不動産裁判例の動向 ほか)
第2部 最新専門領域裁判例の動向(環境裁判例の動向;医事裁判例の動向;労働裁判例の動向 ほか)
第3部 注目裁判例研究(取引1―宅地建物取引業法に違反する名義貸しおよび利益分配の合意の効力(最三判令3・6・29)
取引2―家賃債務保証業者が定めた無催告解除権と明渡しみなし権限等を付与する条項への消費者契約法8条1項3号・10条の適用と12条3項に基づく差止請求の可否(大阪高判令3・3・5)
担保―根抵当権の実行により開始された担保不動産競売における被担保債権の債務者に、当該被担保債権にも効力が及ぶ免責許可決定がなされた場合において、債務者の相続人に目的不動産の買受申出資格が認められた事例(最一決令3・6・21) ほか)