目次
課題と焦点
第1部 企業統治のメカニズム(日本型取締役会の多元的進化―取締役会組織はいかに分化したか;日本の経営者は株価を最大化するインセンティブを持っているのか;株式会社は誰のために?―日米上場会社の経営理念から ほか)
第2部 企業統治分析のフロンティア(事業ポートフォリオの再編と企業統治―事業集約化からのアプローチ;日本のファミリー企業;日本企業の買収防衛策導入と株主価値への影響 ほか)
第3部 歴史的進化(日本の投資家保護法制の展開―法は金融市場のあり方に影響を与えたか?;20世紀日本企業のパフォーマンスと所有構造;戦前期日本における企業統治の有効性―経営者交代メカニズムからのアプローチ)
戦前期日本におけるM&Aの動向と特徴―20世紀企業M&Aデータベースを用いた検討
著者等紹介
宮島英昭[ミヤジマヒデアキ]
1955年生まれ。立教大学経済学部卒業、同大学大学院修士課程修了、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了、早稲田大学商学博士。東京大学社会科学研究所助手、ハーバード大学ライシャワー研究所客員研究員などを経て、早稲田大学商学学術院教授。RIETIファカルティフェロー、早稲田大学“企業法制と法創造”総合研究所・副所長、早稲田大学高等研究所・副所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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