内容説明
建設、賃貸、都市開発、投資…。経済・法律・工学・経営の視点で面白く、深く学べる!
目次
第1章 経済・法律・工学・経営が絡み合う不動産の世界
第2章 建築物としての不動産
第3章 不動産にまつわる法律の歴史と必要性
第4章 経済社会と不動産
第5章 不動産の価値はどう決まるか
第6章 環境と企業価値から視る不動産
第7章 税金の使われ方と不動産
第8章 投資としての不動産
著者等紹介
中城康彦[ナカジョウヤスヒコ]
明海大学不動産学部長。不動産学研究科長。一級建築士。不動産鑑定士。FRICS(UK)。1977年名古屋工業大学建築学科卒業。1979年名古屋工業大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程修了。福手健夫建築都市計画事務所、財団法人日本不動産研究所、Varnz America Inc.、株式会社スペースフロンティア代表取締役を経て、1996年明海大学不動産学部専任講師、現在は明海大学不動産学部教授、博士(工学)。2004年~2005年にケンブリッジ大学土地経済学部客員研究員。明海大学で4つの講義を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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お抹茶
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法律,工学,経済,経営の側面で不動産について網羅的に解説。屋外避難階段は審美性が下がりグレードは下がるが,賃貸有効率は上がり家賃収入も上がる。借地権が強くなって借地の供給が減少したことから,借地借家法と定期借家制度が創設された。分譲マンションの工事完成前の売買契約は,工期に間に合わせるための不十分な品質管理を惹起。空き家には,リフォーム,修繕義務,契約解除や家賃増額の不確実リスクがあり,貸すに貸せない。利用効率が悪い事業用不動産を放置すると,買収後に開発・売却して利益を得られることから買収に遭いやすい。2025/06/21