内容説明
問題解決も企画提案も成功に導く仮説の立て方~検証法が全部わかる!
目次
序章 どうして様々な方法論が活かせないのか?
第1章 良い仮説、悪い仮説
第2章 目的のない仮説は意味がない―ゴールの定義
第3章 良い仮説をつくるためのテクニック
第4章 仮説をつくる実践ケース
第5章 データ分析による仮説検証
著者等紹介
柏木吉基[カシワギヨシキ]
データ&ストーリー合同会社代表、データ分析・ロジカル・シンキングを武器とした課題解決トレーナー、横浜国立大学非常勤講師、多摩大学大学院客員教授。慶應義塾大学理工学部卒業後、日立製作所入社。在職中に欧米両方のビジネススクールで学び、MBAを取得。その後日産自動車へ転職。海外マーケティング&セールス部門、ビジネス改革グループマネージャ等を歴任。グローバル組織の中で、数々の経営課題の解決、ビジネス改革プロジェクトのパイロットを務める。2014年独立。データを活用し成果を出すための思考法やテクニックをわかりやすく伝える著書や講義には定評がある。世界130か国を踏破。ミニバスケットボール公認コーチ。バスケットボール歴42年(現役)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うし
1
タイトルはその通りと思う。中身は新鮮味なかったが、不慣れな人に分かりやすく説明するのに良さそう2025/01/08
夢読み
1
近頃、上司・上役に自身の考えを報告してもなかなか色よい回答が得られず「網羅感がない」としばしばいわれる。その答えがこの本で指摘されていることだと認識した。問題認識に対する自信の答えと周辺事実を結びつけようとするのだが、その答えを良しと判断するには、対比されるべきほかの観点が不足しているということなのだろう。答えを確認するまでは、いくら確度を高めようと仮説は仮説。であるならば、広く可能性を検討できるか前にしてほしい、ということであろう。自分は「深さ方向」の探索をしがちなので、良い戒めになるだろう。2024/07/25
kentatnek
0
思いつきをグルーピングする。2024/08/15
sho_kisaragi
0
最近ようやく自分の仕事の速さが、仮説の立て方の速さだということに気がつきました。気がついたということは、仮説ときちんと向かい合って正しく理解する必要があると考えて、そのプロセスをこちらで学習しました。 正解を「創る」という信念や、良い仮説は「網羅性」と「論理性」、ゴールとして「問題」または「目的」を明確にすることを大事にしばらく実行します。 ロジカル&クリティカルシンキングをうまく活用していく部分に関しては、KJ法もいいテクニックになるのではと感じたので、うまく組み合わせて付き合っていきたいものです。2024/05/06
Tim
0
仮説の出し方を経験則に頼らず隈なく言語化してくれている。 ペアコンセプト、カテゴリーアプローチ、自己否定は言葉を知らずにやっていたが、非常に有益なアプローチで自分もこれで網羅的に仮説を立てたり、初期仮説を立てることがあるので、「仮説思考が弱い」と自覚している諸氏には是非読んでいただきたい。2024/05/02