内容説明
これが「原田流」、「熱く」「愛情」を持って人を育てる方法。全国制覇1回、甲子園通算31勝。凋落の名門を完全復活させた名将が教える「人を伸ばす」極意。
目次
第1章 リーダーの務めとは何か
第2章 愛情をもって指導する
第3章 選手の育成に大切なこと
第4章 今どきの子どもの育て方
第5章 守るべきもの、変えていくもの
最終章 指導者が持つべき信念
著者等紹介
原田英彦[ハラダヒデヒコ]
1960年5月19日生まれ。京都府京都市出身。龍谷大学付属平安高等学校硬式野球部第27代監督。子どもの頃から平安野球部に強く憧れ、平安高校に進学。高校時代は足の速さを生かして中堅手として活躍。3年夏の京都予選では3回戦で京都商業に2対6で敗退。甲子園出場の夢を果たせなかった。高校卒業後は社会人野球の日本新薬に進み、都市対抗野球大会に10度出場。1993年8月より平安高校硬式野球部監督に就任。秩序が乱れた野球部再建のため、情熱と信念を持った指導で選手を育て上げ、平安野球部の再興を果たした。1997年には川口知哉(オリックス、現・龍谷大平安コーチ)を擁して第69回選抜高等学校野球大会に17年ぶりに出場、チームを準々決勝進出に導く。同年夏には第79回全国高等学校野球選手権大会に出場して決勝に進出。智弁和歌山に3対6で敗れたものの見事に準優勝を飾り、多くの高校野球ファンに「平安復活」を印象づけた。2014年には高橋奎二(現・ヤクルト)を擁して第86回選抜高等学校野球大会に出場して決勝に進出。履正社を6対2で下し、学校として初めての春の優勝を飾った。監督として甲子園の通算成績(2023年6月現在)は、春夏通算31勝18敗。春は11回出場して19勝10敗、勝率6割5分5厘、優勝1回(2014年)。夏は8回出場して12勝8敗、勝率6割、準優勝1回(1997年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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