プロ野球「経営」全史―球団オーナー55社の興亡

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プロ野球「経営」全史―球団オーナー55社の興亡

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  • サイズ 46判/ページ数 446p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784534058751
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0034

出版社内容情報

球団経営を担ってきた企業と経営者の興亡を描く、選手の出てこないプロ野球史85年。

内容説明

鉄道、新聞、映画からITへ。オーナー企業の変遷でわかるプロ野球と日本経済。長嶋茂雄も江夏豊もイチローも大谷翔平も出てこない経営者たちのプロ野球史。

目次

野球伝来は鉄道とともに(1871‐1911)
新聞の拡販競争に使われた野球(1911‐1924)
先駆者たち―短命の三球団(1920‐1930)
最初の七球団(1931‐1936)
戦争と野球と(1936‐1945)
再出発(1945‐1947)
映画の時代(1948‐1949)
分裂(1949‐1950)
余震(1950‐1958)
共産党・陸軍人脈でのリレー(1959‐1970)
ラッパと妖怪(1968‐1979)
広告塔にまった球団(1979‐1988)
IT長者たち(1989‐2004)
マネーゲーム(2005‐2021)
あとがき

著者等紹介

中川右介[ナカガワユウスケ]
1960年東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。出版社勤務の後、アルファベータを設立、代表取締役編集長として音楽誌「クラシックジャーナル」を定期刊行するほか、音楽家や文学者の評伝、写真集の編集・出版に、2014年まで携わる。現在は文筆家・編集者として、クラシック音楽はもとより、歌舞伎、映画、歌謡曲、マンガなどのカルチャー、サブカルチャーのほか、人物評伝、政治・経済のジャンルでも旺盛な執筆を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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きみたけ

69
400頁超の大作でしたがとても面白かった。著者はクラシック音楽や歌舞伎・映画等を中心に執筆をしている中川右介氏。プロ野球史を「親会社」視点から描いた一冊。球団オーナー55社の興亡をまとめています。1936年発足時は鉄道会社3、新聞社4。2021年は鉄道会社2、新聞社2、食品3、情報・ネット3、金融1、自動車1。オーナー会社の変遷を辿ると、各々の時代の主要産業の移り変わりが分かります。また、過去には産業界だけでなく政界も動いていた事に驚きです。球団・本拠地球場・球団歌が当初から同じなのは阪神だけだそうです。2024/01/05

スプリント

16
これまで様々な企業が球団を所有していたことがよくわかる。 親会社の業績にとらわれず独立独歩で運営できる球団は強いが人気と強さを兼ね備えなければならないから維持することは難しいだろうな。2022/03/19

Katsuto Yoshinaga

13
NPBファンと宣い、それらしいことを酒席等で語りながら「経営」という観点からは全く無知であった。「なんで太平洋クラブみたいなゴルフ場やライター会社が球団持ってたの?⇒答え:ネーミングライツ」「なんで横浜ベイスターズは儲からなかったの?⇒答え:球場株を売って、その金で球場を作ったから」等々、読んでビックリ、ちゃんとした理由があった。本書は、職業野球黎明期から、近現代の産業史を絡めて、プロ野球通史が描かれ、鉄道史や興行史、近代から現代への主要産業の遷移がよくわかる。産業史としても素晴らしい一冊。(コメに続く)2022/11/04

ライアン

12
あ~、面白かった。日本における経済の歴史とか、あと球界と政界や裏社会とかの絡みが実はあったなんてのもしれたり、正力氏は実は読売の創業者じゃなかったんだとかね。何となく知ってたプロ野球界の歴史もちゃんと知れたのは良かったね、あ~、こういう動きもあったんだとかね。今はオーナーはIT系が増えてきたけど今度はどういう産業が出てくるんでしょうかね。2021/10/24

hideto

11
プロ野球の現在12球団はここ10年ほど親会社が変わらず落ち着いていますが、現在に至るまでの壮大な歴史ノンフィクション。野球の伝来から、プロ野球の発足、戦前、戦後の混乱期等、野球の歴史を全て追っています。僕自身、そこそこチームの歴史には詳しいと思っていましたが、知らないことばかり。プロ野球の歴史は、日本の経済模様も反映してるんだなと改めて思いました。あと、所々巨人への皮肉、阪神への思いが垣間見える文が出てきましたが、あとがきを読んで納得。阪神こそが唯一無二の存在だと言いたかっただけなのかと(笑)2021/11/03

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