出版社内容情報
アジアを中心とした海外市場の開拓と販路構築のためのマーケティング法と実践手法を初めて詳述!
内容説明
アジア新興国に特有のマーケティング。参入戦略を策定するための6つの可視化。良いディストリビューターの選び方、使いこなし方。市場と企業に合わせたチャネル戦略の立て方。大企業の戦略から中小企業の戦略まで具体的に解説。
目次
第1章 なぜ今、グローバル・マーケティングが必要なのか
第2章 先進グローバル消費財メーカーに学ぶアジア新興国のチャネル戦略
第3章 アジア新興国への参入戦略立案の具体的方法
第4章 日本企業のためのアジア新興国における新チャネル戦略
第5章 中堅中小企業のためのグローバル戦略
第6章 ケーススタディQ&A
著者等紹介
森辺一樹[モリベカズキ]
1974年生まれ。幼少期をシンガポールで過ごす。アメリカン・スクール卒。帰国後、法政大学経営学部を卒業し、大手医療機器メーカーに入社。2002年、中国・香港にて、新興国に特化した市場調査会社を創業し代表取締役社長に就任。2013年、市場調査会社を売却し、日本企業の海外販売を支援するスパイダー・イニシアティブ株式会社を設立し代表取締役社長に就任。専門はグローバル・マーケティング。法政大学経営大学院イノベーション・マネジメント研究科特任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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もちもちかめ
10
会社にあったので借りて読みました。普通のことが書いてある普通の本。字がたくさんで読みにくいので図と表を多用していただきたい。グローバルではなくてアジア専門。なのに地図すら載せない。ラオスとカンボジアの話するなら、地図くれないと分からへん。あと、著者がシンガポール出身日本人ってのが10回くらい出てきて、かえって怪しさ満点、マイナスしかない。今どき、帰国子女とか隠すわ。文化的素養が中途半端っちゅう意味でもあるのでは、ってなるよ。乱暴な言い方で悪いですが、あまりに無自覚に繰り返されるのでつい。2023/06/26
サトキチ
1
課題本。 前半はグローバル・マーケティングの基本プロセスに言及した後、消費財メーカーを事例に主にアジア地域におけるグローバル・マーケティングの戦略や考え方プロセスについて解説。日本企業とグローバル消費財メーカーの違いはマーケティング戦略に違いがあったとのこと。ストア・カバレッジやインストア・マーケットシェアなど、聞きなれない言葉が多数紹介されていて学びになった。2022/05/14