出版社内容情報
各宗教勢力の覇権の攻防・戦略から世界の成り立ちを読み解く、まったく新しい「宗教地政学」の本。
内容説明
宗教とは工作と支配のツール。宗教勢力の盛衰から歴史の本源が見えてくる。国家以前に宗教がある!宗教覇権の攻防でつかむ新しい世界史。「宗教×地政学」で、世界がわかる!
目次
第1部 東アジア―中華秩序の脅威(中華の膨張に誰が屈し、誰が屈しなかったのか―“コア地域=中国”儒教文化による中華思想;儒教が覆い隠した属国の哀れ―“a地域:従属”朝鮮の儒教 ほか)
第2部 インド・東南アジア―多神教拡散の脅威(なぜ、インドは多くの宗教の発祥地となったのか―“コア地域=インド”ヒンドゥー教による分断圧力;タイやミャンマーの統一王朝が求めた宗教原理―“a地域:派生”タイやミャンマーの仏教 ほか)
第3部 ヨーロッパ―宗教改革がもたらした近代国家の誕生(「わが声はペトロの声なり」、教皇の宗教統治―“コア地域=ヨーロッパ中部”カトリックの権威主義体制;宗教改革という名の醜悪なる利権闘争―“a地域:内紛”ドイツのルター派 ほか)
第4部 中東・中央アジア・アフリカ―商業利権に立脚するイスラム教(カネを払えば許すというイスラム教義―“コア地域=東西交易路”イスラム拡大の源泉;イスラムの野望はヨーロッパへ―“a地域:侵食”イベリアの西カリフ ほか)
著者等紹介
宇山卓栄[ウヤマタクエイ]
1975年、大阪生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。代々木ゼミナール世界史科講師を務めたのち、著作家となる。テレビ、ラジオ、雑誌など各メディアで、時事問題を歴史の視点でわかりやすく解説(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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