出版社内容情報
感情はコントロールしなくていい! 「いま、ここ」の感情を見つめれば、「自分の心の声」が聞こえる!
内容説明
人生を好転させる“心のサイン”見逃していませんか?自分をもっと好きになるための「感情のトリセツ」
目次
第1章 「怒り」を味方にすれば「人間関係」はうまくいく
第2章 「我慢」を味方にすれば「ストレス」がなくなる
第3章 「競争心」を味方にすれば「成果」が出る
第4章 「見栄」を味方にすれば「優れた能力」を発揮できる
第5章 「不安」を味方にすれば「行動」しやすくなる
第6章 「焦り」を味方にすれば「成功」する
第7章 感情を味方にするとすべてがうまくいく
著者等紹介
石原加受子[イシハラカズコ]
心理カウンセラー。「自分中心心理学」を提唱する心理相談研究所オールイズワン代表。日本カウンセリング学会会員、日本学校メンタルヘルス学会会員、日本ヒーリングリラクセーション協会元理事、厚生労働省認定「健康・生きがいづくり」アドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チャー
12
怒りや悲しみなどネガティブな感情は時に我慢が必要という考えがちだが、本書ではそれらを抑圧するのではなくきちんと認めることが大切だと説いている。感情は自身の心身から発せられる情報であり、なぜそのように感じるかを深堀りして考えることで、そのときの自分の傾向や特質をより正確に知ることができる。過度な比較や競争下に他者中心の見方で自分を追い込みすぎず、許し認め励ますことが大切。どんな状況でも自分を労わることができるのは自分自身しかいないという指摘は印象的。感情は味方につけることでよい方向へ進む推進力にもなる。2022/05/23
さとうはるみ
11
〇ネガティブな気持ちになって見栄を貼りたくなって、 それに気づてたら、 「精神的に疲れることはやめよう」 「自分が負担に感じることはやめよう」 を基準にして見栄から離れてみる。 それだけでも自分中心に近づいたと言えるし、 自分に大事にし始められたと言えるから。 〇我慢していることに気づいたらそれを認めて では私は、どうしたいんだろう?と問うてみる。 〇ネガティブな感情になったら それに気づくレッスンから始めて見る。 →そのために自分に関心を持とう2024/11/08
みなのん
8
具体的な解決方法が書かれていないのでモヤモヤしながら読み進めるが、最後まで解決策が提示されないのでモヤモヤしたまま読み終える。自分で考えてね!ってことかな。この本から一つ学んだこと、嫌味を言うと自分も相手も傷つく。気をつけよう。一冊から一つでも学べればヨシ!2021/06/09
まさや
4
思考しながら五感を感じるのは難しいので、五感を感じることに集中する。そうすれば、すぐに有害な思考は止めることができるそうです。 2022/03/29
こうじ
4
究極的には「他者中心」ではなく、もっと自分自身を見つめて生きようというようなメッセージの本。ポジティブでもネガティブでも、感情が起こるには理由があるとして、特に「怒り」「我慢」「競争心」「見栄」「不安」「焦り」のようなネガティブな感情は、自分自身を大切にすべきというシグナルとして捉え、その感情の原因を捉えて味方にしよう、というような内容。そうですね、自分の負の感情のせいで、自分自身を不幸にすると二重にマイナスだから。2020/10/31