出版社内容情報
元知能犯担当刑事が実践してきた相手のウソや隠し事を見破り、真実を聞き出す技術をすべて公開。
内容説明
グレーな相手の本心や真実を見破り、自ら認めさせるすごい技を初公開。
目次
第1章 ウソや隠し事を暴く「刑事の落とし方」とは?
第2章 誰でも知られたくないことがある
第3章 信頼関係を築くと、人は話したくなる
第4章 「刑事の落とし方」のポイント
第5章 真実を語らせる証拠の集め方と使い方
第6章 疑惑の人物を追及して落とすスキーム
第7章 日常生活やビジネスの現場で怪しい相手を落とすケース
著者等紹介
森透匡[モリユキマサ]
一般社団法人日本刑事技術協会代表理事、経営者の「人の悩み」解決コンサルタント。警察の元警部。詐欺、横領、贈収賄事件等を扱う知能・経済犯担当の刑事を約20年経験。東日本大震災を契機に独立し、一般社団法人日本刑事技術協会を設立。現在は代表理事として「ウソや人間心理の見抜き方」を主なテーマに大手企業、経営者団体など毎年全国180か所以上で講演・企業研修を行い、人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のえる
45
図書館本。取り調べや事情聴取を担当した元刑事による究極のホンネ引き出し術。自己開示して共通点を探しお互いの関係性を深め信頼関係を築く。信頼を得るためには見た目を意識することはもちろん、相手に興味を持ち、相手の立場になって接し、あえて弱みを見せることも必要。小さな約束を守りブレない軸を持つ。自尊心(プライド)を傷つけないように。本心ではないサインがしぐさなど非言語コミュニケーションに表れやすい。浮気や会社の不正等日常生活やビジネスの現場を事例として事実解明していく解説に実体験ならではの説得力が感じられた。2021/10/17
香菜子(かなこ・Kanako)
24
元知能犯担当刑事が教える ウソや隠し事を暴く全技術。森 透匡先生の著書。ウソや隠し事をすることが多い人たちと接してきた元知能犯担当刑事の森 透匡先生だからこそわかるウソや隠し事を暴く全技術、噓つきの特徴、噓つきのウソや隠し事の特徴が満載の一冊。ウソや隠し事をすることが多い噓つきとはなるべく関わりたくないと噓つきを毛嫌いしていても噓つきと接しなくてはいけないのが現実。森 透匡先生が教える ウソや隠し事を暴く全技術を学んでから噓つきと接すれば被害は小さくなるかも。 2022/06/27
たろーたん
2
要約。真実を語らせる最強のツールは「証拠」。相手に話させたいなら基本的な方法としては、①相手が負うべき責任を逃して心理的負担を軽くする(「相手を責めずその理由を考える」「同じことをする人はいるよ」「社会やシステムが悪いよ」)。②未来は考えさせない。③味方だと思わせる。他にも本心を引き出すテクニックとして「自己開示しやすい場所」「集団圧力を下げる」「安心できる場所」「お互いの関係を深める」「段階的に自己開示させる」「相手の自己開示を受け止める」「返報性を活用する」「相手の反応を観察して審理を読む」とか(続)2022/10/27
Kolon
2
著者は分かりやすく解説するために、不倫の例を数多く取り上げていたが、正直言って現場の経験や犯罪事例で解説してくれた方が読みやすかった。2022/06/09
Go Extreme
2
証拠:真実を語らせる最強のツール こうすれば必ず落ちる方法なし 本心を話す自己開示:洞察を得る・情動を解放する・孤独感から救われる・理解してもらう・不安を消し去る 自己開示の促進:場所・集団圧力低下・安心・関係性・段階的・受け止め・返報性・反応観察→心理 話したくなる=信用できる人 感情による抵抗・絶対を多用・責任転嫁・気まぐれで一貫性なし 会社での不正行為:動機・機会・理由づけ 2020/06/25