出版社内容情報
バルガス・リョサが高く評価する“ペルーの鬼才”による、振られ男の悲喜劇。9歳から23歳まで、10人の乙女たちとの恋。9歳での初恋から23歳での命がけの恋まで――彼の人生を通り過ぎて行った、10人の乙女たち。
バルガス・リョサが高く評価する“ペルーの鬼才”による、振られ男の悲喜劇。ダンテ、セルバンテス、スタンダール、プルースト、ボルヘス、トルストイ、パステルナーク、ナボコフなどの名作を巧みに取り込んだ、日系小説家によるユーモア満載の傑作長篇!
いつもほかの男と去っていった僕の愛しき戦友たち――もしくはスペイン版第三版・メキシコ版初版への序文
絵空事への弁明――もしくはスペイン版第二版・ペルー版初版への序文
プロローグ――スペイン語版初版への序文
第一章 カルメン
第二章 タイス
第三章 カロリーナ
第四章 アリシア
第五章 カミーユ
第六章 アレハンドラ
第七章 アナ・ルシア
第八章 レベカ
第九章 ニノチカ
第十章 イツェル
エピローグ
解説 リカルド・ゴンサレス・ビヒル
フェルナンド・イワサキ[フェルナンドイワサキ]
1961年ペルー・リマ生まれの作家・歴史家・文献学者・評論家。長篇小説・短篇集・エッセイ・歴史書など著書多数。1989年よりスペイン・セビリアに在住。1996年から2010年まで文芸誌『レナシミエント』の編集長を務める。これまでにスペインの『エル・パイス』紙、『ABC』紙、『ラ・ラソン』紙、チリの『メルクリオ』紙、メキシコの『ミレニオ』紙ほか、スペイン語圏の有力紙に寄稿。1987年アルベルト・ウジョア・エッセイ賞を皮切りに、数々の文学賞を受賞している。邦訳に、『ペルーの異端審問』(八重樫克彦・八重樫由貴子訳、新評論、2016年)がある。公式ウェブサイト:http://www.fernandoiwasaki.com/
八重樫克彦[ヤエガシカツヒコ]
翻訳家。訳書に、フェルナンド・イワサキ『ペルーの異端審問』、フアン・アリアス『パウロ・コエーリョ 巡礼者の告白』(以上新評論)、カルロス・フエンテス『誕生日』、マリオ・バルガス=リョサ『悪い娘の悪戯』、『チボの狂宴』、マルコス・アギニス『逆さの十字架』、『天啓を受けた者ども』、『マラーノの武勲』、エベリオ・ロセーロ『無慈悲な昼食』、『顔のない軍隊』(以上作品社)、ハビエル・シエラ『失われた天使』、『プラド美術館の師』、『青い衣の女』(以上ナチュラルスピリット)ほか多数。
八重樫由貴子[ヤエガシユキコ]
八重樫克彦に同じ。
内容説明
9歳での初恋から23歳での命がけの恋まで―彼の人生を通り過ぎて行った、10人の乙女たち。バルガス・リョサが高く評価する“ペルーの鬼才”による、振られ男の悲喜劇。ダンテ、セルバンテス、スタンダール、プルースト、ボルヘス、トルストイ、パステルナーク、ナボコフなどの名作を巧みに取り込んだ、日系小説家によるユーモア満載の傑作長篇!
著者等紹介
イワサキ,フェルナンド[イワサキ,フェルナンド] [Iwasaki Cauti,Fernando]
1961年ペルー・リマ生まれの作家・歴史家・文献学者・評論家。長篇小説・短篇集・エッセイ・歴史書など著書多数。1989年よりスペイン・セビリアに在住。1996年から2010年まで文芸誌『レナシミエント』の編集長を務める。1987年アルベルト・ウジョア・エッセイ賞を皮切りに、数々の文学賞を受賞している
八重樫克彦[ヤエガシカツヒコ]
翻訳家
八重樫由貴子[ヤエガシユキコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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