出版社内容情報
2008年発行のロングセラーのリニューアル。銀行業界の基本的なところから最新動向までわかる一冊。
内容説明
銀行の種類や業務などの基本から、キャッシュレス社会への移行、AI、ビッグデータの活用などの最新動向まですべてわかる。手軽に読める銀行の定番入門書。
目次
第1章 銀行とは何か
第2章 銀行の収益のしくみ
第3章 さまざまな銀行のチャネル
第4章 銀行の支店のしくみ
第5章 銀行員のキャリア
第6章 銀行の本部の仕事
第7章 部署別の銀行員の1日
第8章 融資のしくみ
第9章 さまざまな金融サービスのしくみ
第10章 銀行とビッグデータ
著者等紹介
戸谷圭子[トヤケイコ]
株式会社マーケティング・エクセレンスマネージング・ディレクター。明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科専任教授。あさひ銀行(現りそな銀行)出身。京都大学経済学部卒、筑波大学博士(経営学)。1999年、マーケティング・エクセレンスを設立。社会人になってから研究者の世界に戻り、博士号を取得。立教大学、同志社大学などを経て現職。日本学術会議連携会員、人間工学デザインプロセス国際標準検討委員会委員、サービス学会理事など、サービス関連の役職を多数兼務。サービス・マネジメントを専門とし価値共創に関連する多数のプロジェクトに携わる。金融マーケティングの実務家であると同時に、サービス・マネジメントの最先端の研究者でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
79
10年近く前の出版されたものの最新版です。この本は理論的というよりも銀行がどのようなところなのかを第三者が見てもよくわかる実務的な本です。銀行員の窓口がどのような業務を行っているかあるいは支店長とはどのような業務を行うのかを図などでよくわかるように説明してくれます。ただ来年早々には銀行法のかなり大きな改正が行われているように聞いているのでさらに改訂版が必要になるのではないかという気もします。2019/10/24
ルート
14
銀行は15時で閉まるけど、勘定の締め上げ業務があり、忙しいらしい。実は15時閉店は、銀行法で決まっているとのこと。とはいえ、平成18年以降は営業の都合により延長できることになったそうな。窓口担当以外にも、融資、外為、渉外、いろいろな仕事がある。銀行の収益も法人向けから個人向けにシフトしている。キャッシュレス化が進むと、銀行はどうなるだろうか。銀行には頑丈な貸金庫があるらしく、そっちの業務を拡大していったり?お金だけでなく、思い出の品なども預けられるらしいので。2020/01/08
ユータス
2
おすすめ度☆☆☆★★。銀行とお仕事をすることになったため拝読。銀行の仕事や仕組みが、かなりコンパクトだが、網羅的かつ詳しめに紹介されている。最新版ということで、銀行がグループで行っている周辺業務や他業種からの参入など近年の業界の変化についても整理されている。コラムにはマーケティングの観点から銀行のサービスが顧客視点では『余計なお節介』になっているという指摘があり面白かった。銀行に勤めたことがない人が銀行を理解するには良い本だと思う。銀行に勤めようと思っている人や銀行がお客様である人なら読んでおくといいかも2021/01/04
subuta
2
全体の半分近くを図が占めており、気軽に読み通せた。2020/09/22
h t
2
銀行が何してる、とか行員の一日とか2020/02/23