誰も教えてくれなかった「死」の哲学入門

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誰も教えてくれなかった「死」の哲学入門

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784534057167
  • NDC分類 114.2
  • Cコード C0010

出版社内容情報

ソクラテス、イエス、ニーチェから手塚治虫まで、哲人たちが悩み抜いた「死」についての哲学入門!

内容説明

ソクラテス、プラトン、釈迦、イエス、空海、ヘーゲル、キルケゴール、ニーチェ、ヴィトゲンシュタイン、ハイデガー、サルトル、手塚治虫…先哲たちの「死」をめぐる思索と苦悩をたどる新・哲学入門。

目次

第1章 死も哲学も神におまかせキルケゴール 対 絶対精神黙示録ヘーゲル
第2章 永遠回帰で死なないニーチェ 対 無意味な生を終わらせる死ショーペンハウアー
第3章 イデア論という理想世界へ臨むプラトン 対 終活の元祖ソクラテス
第4章 厳密なる現象学の師フッサール 対 西洋哲学の死生観を更新したハイデガー
第5章 ハイデガーがスポイルした「死の不安」を哲学するヤスパース
第6章 無時間世界を生きるヴィトゲンシュタイン 対 革新的な死生観を示しながら壮絶死したサルトル
第7章 死から甦ったキリスト 対 いまも生きている空海そして、日本的霊性を発見した鈴木大拙
第8章 釈迦は死について何を語ったのか そして、手塚治虫は釈迦の死をどう描いたのか
第9章 日本人の「あの世」のイメージ『往生要集』源信 対 キリスト教的他界観『神曲』ダンテ
第10章 ともに宇宙観に強く結びついた死生観 中世哲学者ブルーノ 対 現代物理学者セーガン

著者等紹介

内藤理恵子[ナイトウリエコ]
1979年生まれ。哲学者、宗教学者。博士(宗教思想)。2002年、南山大学文学部哲学科卒業。2010年、南山大学大学院人間文化研究科宗教思想専攻博士後期課程修了。現在、南山大学宗教文化研究所非常勤研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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trazom

32
「死」を切り口として哲学者たちを描く著者の語り口は面白い。キルケゴール、ヘーゲル、ショーペンハウアー、ニーチェ、ハイデガーなどにおいて「死」が重要なテーマであるのは言うまでもないが、私自身、ヴィトゲンシュタインやサルトルの中で、死の問題をそんなに深く考えていなかっただけに、新しい発見があった。ただ、ニーチェが多神教的な価値観の復活を目論んでいたとか、鈴木大拙がニーチェの宗教批判を換骨奪胎して平安仏教批判を行ったとか、手塚治虫がニーチェとサルトルの系譜に連なる哲学者などの記述は、余り納得がいかないのだが…。2019/11/05

テツ

17
大多数の人々はコロナウィルスが流行ってからはじめて自分や自分の周りの人間がいつ死ぬのかわからないという事実に気づく(そしてきっとすぐに忘れる) 生きるとはなんなのか。死とはなんなのか。決して逃れることのできない死というイベントを前にしてぼくはどう生きていくべきなのか。昨今の騒動は古今東西の哲学者たちが魂を費やして思考してきた死について考えるいい機会なのかもしれない。死はとても身近にありいつやってくるのか解らない。そんな残酷極まりないぼくたちの在り方を忘れずに日々を生きていかなければならない。2020/07/14

コージー

11
★☆☆☆☆2020/02/04

harhy

7
思想家たちが普遍的で本質的な問題を深く考え、全体として少しずつ前に進んできたのがわかる。2022/08/20

虎哲

7
2021年1冊目にして、2021年ベスト本か?「死についての博物誌」を目指したと著者が「はじめに」で語る通り、死について考え抜いた人を総称して「哲学者」と呼び、彼らの足跡や考え、当時の背景、我々の考え方をはじめ、時にサブカルチャーに至る後世への影響を親しみやすい文体で軽やかに論じる。「哲学者」として難解とされるハイデガーやヴィトゲンシュタインが出てくるため構えるが、哲学的素地がなくても理解出来る。イラストやたとえが読者の理解を助けるからだ。この本を読むまでほとんど知らなかったヤスパースの考え方に最も共感。2021/01/01

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