出版社内容情報
27万部ベストセラー『文章力の基本』著者が、6000件の文章指導のノウハウをまとめた最新作
内容説明
文章力を磨くとは、考える力を磨くこと。丁寧な添削指導6000件から生まれた本。「読んで面白い、内容のある、現実感のある文例」「自分も書いてしまいそうな、身につまされる文例」そんな345の文例と親しみながら、考える力、書く力を磨いてください。
目次
受け手発想で書く
文の基本形を確かめる
言葉を削れば、より多く伝わる
読むそばからスラスラ分かるように書く
文を分ければ、スムーズに伝わる
的確に書く
「てにをは」を使いこなす
読点は意味の切れ目に打つ
共感が得られるように書く
長文をスッキリ構成する
視覚的効果と表記に気を配る
話し言葉の影響を避ける
著者等紹介
阿部紘久[アベヒロヒサ]
東京大学卒。帝人(株)で宣伝企画、国際事業企画、開発企画、経営企画に携わる。その間に、タイ、韓国、イタリアの合弁会社に10年間勤務。その後、日本にある米国系企業のCEOを務める。2005年から10年間、昭和女子大学で文章指導に携わる。現在も多くの企業や地方公共団体で文章を指導している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
未樹
11
文章力が求められる仕事に転職したので読みました。例文と、その文の改善例が載っているのでわかりやすい。また例文が、病院に貼ってある貼り紙とか、新聞からとか、実際にある文章なのでイメージしやすかったです。一字でも短くすることが、理解しやすい文章につながるんだな〜と実感しました。少しずつでも意識しようと思います。 ものすごく良書でした!読めてよかったです。2020/02/23
chacha
9
この本を読むと、まわりには、よく見るとおかしな文章の掲示物などがあることがわかりました。話し言葉をそのまま文章にしてはいけない。考えながら書こう。「はまる」という言葉をよく使っていたが、これは不都合なことに使われる言葉だと知った。凝るとかのめり込むとかに言いかえる。主語や述語を省いた文章にしない。参考になった。2017/07/19
くろねこ
8
すごく良い本。文章を書く際に、やりがちなミスの例をあげ、修正してくれている。 勉強になった部分はブログでまとめるが、 時間を置いて読み返したい本。2017/08/06
いっち
4
例文のどこが悪いか、どうすればよいかを指摘し、文章力を伸ばす本。「受け手発想」「何がどうした、何をどうしたという文の基本形を確かめる」「削っても差し支えない言葉は削る」「修飾語は直前に」「五感を使って追体験できるように」文章は書き手が感じたことや考えたことを書くものなので、文末の「感じた」「考えた」「思う」「認識している」は余計になる(区別を明記する必要がある場合を除く)。内容が繋がっていれば、「また、そして、したがって、一般的に」等は不要。「の方、形、中、流れ、に対して、自体、自身、になります」は再考。2018/07/24
AKI
3
図書館本。話すことで伝えることが苦手なので、書いて伝える力をもっと伸ばしていきたい。内容は基本的なことばかりですが、ついつい忘れがちになるので、日々意識したい。2019/10/05
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