出版社内容情報
組織を制度ではなくプロセスととらえ、イノベーション最適組織をつくるダイナミック組織の戦略。
原田勉[ハラダツトム]
内容説明
競争優位の獲得は至上命題ではない。制度と現場のギャップを克服する―組織の生存戦略。
目次
第1章 ダイナミック戦略とダイナミック組織―競争優位からイノベーションへ(「愚かさ」の喪失;「仕組み」とは経営の失敗の現れ ほか)
第2章 組織の共同体化―自転車操業こそ優れた経営である(共同体に契約は不要?;リッカートの連結ピン組織 ほか)
第3章 共同体の組織化―部下の部下は部下ではない(上司の上司は上司ではない)(臣下の臣下は臣下ではない;階層は不要なのか? ほか)
第4章 円環運動としてのダイナミック組織―失敗を許容する組織がイノベーションを巻き起こす(陰陽の原理とダイナミック組織;多数決(優勢)ではなく、少数決(劣勢)に立つ考え方 ほか)
著者等紹介
原田勉[ハラダツトム]
1967年京都府生まれ。一橋大学商学部卒業、同大学大学院商学研究科修士課程修了。スタンフォード大学Ph.D.(経済学)、神戸大学博士(経営学)。現在、神戸大学大学院経営学研究科教授。専攻、経営戦略・組織・技術マネジメント、産業組織・経済成長論。著書に『知識転換の経営学』(組織学会高宮賞・著書部門、経営科学文献賞・奨励賞、日本ナレッジマネジメント学会研究奨励賞受賞、東洋経済新報社)ほか。特技は、茶道(裏千家茶名)、四柱推命(泰山流子平館教授)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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