出版社内容情報
反日勢力が仕掛ける歴史戦に負け続けるニッポン。本当に必要な歴史認識とは何かを示す。
内容説明
慰安婦、南京、靖国…反日勢力によって次々に仕掛けられる歴史認識をめぐる戦い。なぜ、日本は反撃できないのか。東京裁判史観によって封印された民族の歴史を取り戻すことは、永遠に許されないのか。保守論壇の大御所と朝鮮半島問題のスペシャリストが20世紀のニッポンをめぐる国際関係史を読み解き、われわれにとって本当に必要な歴史認識とは何かを示す。
目次
1 われわれにとって昭和史とは何か(「戦後70年談話」をめぐる知られざる攻防;東アジアにうごめく共産主義の亡霊;個人的な記憶のなかの実感的昭和史)
2 なぜ日本は戦争に負けたのか(昭和が支払わされた大正のツケ;戦間期の国際社会は邪悪に満ちていた;中国共産党が日本に仕掛けた歴史戦争;なぜ日本はインテリジェンスに弱いのか)
3 われわれは何を克服すべきなのか(昭和史を貫く巨大な世界潮流;何が戦後の日本を劣化させたのか;これからの日本人が考えなければいけないこと)
著者等紹介
中西輝政[ナカニシテルマサ]
1947年、大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。イギリス・ケンブリッジ大学歴史学部大学院修了。三重大学助教授、アメリカ・スタンフォード大学客員研究員、静岡県立大学教授を経て、京都大学大学院教授。2012年より京都大学名誉教授。専攻は国際政治学、国際関係史、文明史。1997年、『大英帝国衰亡史』(PHP研究所)で毎日出版文化賞・山本七平賞を受賞。2003年、正論大賞受賞。2005年、文藝春秋読者賞受賞
西岡力[ニシオカツトム]
1956年、東京都生まれ。国際基督教大学卒業。筑波大学大学院地域研究科修了。韓国・延世大学国際学科留学。1982~84年、外務省専門調査員として在韓日本大使館勤務。1990~2002年、月刊『現代コリア』編集長。現在、東京基督教大学教授。「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)」会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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