なぜニッポンは歴史戦に負け続けるのか

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  • サイズ B6判/ページ数 264p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784534053749
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0031

出版社内容情報

反日勢力が仕掛ける歴史戦に負け続けるニッポン。本当に必要な歴史認識とは何かを示す。

内容説明

慰安婦、南京、靖国…反日勢力によって次々に仕掛けられる歴史認識をめぐる戦い。なぜ、日本は反撃できないのか。東京裁判史観によって封印された民族の歴史を取り戻すことは、永遠に許されないのか。保守論壇の大御所と朝鮮半島問題のスペシャリストが20世紀のニッポンをめぐる国際関係史を読み解き、われわれにとって本当に必要な歴史認識とは何かを示す。

目次

1 われわれにとって昭和史とは何か(「戦後70年談話」をめぐる知られざる攻防;東アジアにうごめく共産主義の亡霊;個人的な記憶のなかの実感的昭和史)
2 なぜ日本は戦争に負けたのか(昭和が支払わされた大正のツケ;戦間期の国際社会は邪悪に満ちていた;中国共産党が日本に仕掛けた歴史戦争;なぜ日本はインテリジェンスに弱いのか)
3 われわれは何を克服すべきなのか(昭和史を貫く巨大な世界潮流;何が戦後の日本を劣化させたのか;これからの日本人が考えなければいけないこと)

著者等紹介

中西輝政[ナカニシテルマサ]
1947年、大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。イギリス・ケンブリッジ大学歴史学部大学院修了。三重大学助教授、アメリカ・スタンフォード大学客員研究員、静岡県立大学教授を経て、京都大学大学院教授。2012年より京都大学名誉教授。専攻は国際政治学、国際関係史、文明史。1997年、『大英帝国衰亡史』(PHP研究所)で毎日出版文化賞・山本七平賞を受賞。2003年、正論大賞受賞。2005年、文藝春秋読者賞受賞

西岡力[ニシオカツトム]
1956年、東京都生まれ。国際基督教大学卒業。筑波大学大学院地域研究科修了。韓国・延世大学国際学科留学。1982~84年、外務省専門調査員として在韓日本大使館勤務。1990~2002年、月刊『現代コリア』編集長。現在、東京基督教大学教授。「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)」会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

6
真実が持っている力というのは確かに存在する。ただし、それが実際に力を発揮するのはずっと後のことであることも少なくない。いくら虚構であっても、昔のことであればしっかりと宣伝すれば真実であるかのような印象をあたえることができてしまう。国が滅びてから真実が明らかになったとしても、それでは遅すぎる。2016/08/20

田中峰和

5
右に偏り過ぎ、日本に非はなく米中韓が全て悪いと決めつける二人の対談に、違和感をもった。年配の中西は、安倍総理の「戦後70年談話」のアドバイザーとして設置された有識者懇談会のメンバーに選ばれたひとり。16人中中西ともう一人以外14名は外務省枠で決まった自虐史観派。座長代理の北岡伸一が「安倍首相に日本は侵略したと言ってほしい」という発言に驚いたとある。驚く必要もない、外務省枠なら当然だ。中西に言わせると70年談話のキモは、アメリカの意向に沿うこと。安保では右派でも、歴史では左派。これが政治というものだろう。2016/07/01

Lesta01

0
事実を知れば知るほど悔しい思いが…その中で一つ。「帝国主義は非支配者を下に見てるから教育なんて与えない。ところが日本は同化政策をとる。天皇陛下のもとでは一視同仁で、みんな日本人なんだというのが基本的な考え方だから、朝鮮半島に学校をいっぱいつくって教育を与えた。欧米による植民地統治とは明らかに違う。」この短い文章だけで、わかりますよね朝鮮半島だけではなく、台湾やパラオなども統治し、同じように学校を作って教育を与えたそんな良い国。誰なんですかね、国内で日本は悪い国だとばかり言う人達は(笑)2016/10/03

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