出版社内容情報
あらゆる経済理論には歴史的文脈がある。経済学は危機に対処する人間の思想に他ならない。現代中国経済のスペシャリストが問う歴史+政策+理論の合成としての経済思想を?める1冊。ニュースもピケティも本書を読めばもっとわかる!
内容説明
エコノミストたちが格闘してきた「危機の資本主義」―経済理論、経済史、社会史、地政学、経済政策を俯瞰する教養としての経済思想。
目次
序章 経済危機へのまなざし―経済には倫理と強い精神力が必要である
第1章 主流派経済学の攻防―ケインズから反ケインズへ
第2章 異端派から見た現代社会―主流派には見えざる“制度”
第3章 さまざまな資本主義―グローバリズムか?多様性か?
第4章 米・独・仏の資本主義―危機に立ち向かうそれぞれの経済学
第5章 日本資本主義の倫理―江戸時代の経済思想
第6章 日本資本主義の歩み―戦時体制、日本的経営、経済危機、格差
著者等紹介
田中修[タナカオサム]
学術博士(東京大学)。専門は現代中国経済、中国のマクロ経済政策。1958年東京に生まれる。1982年東京大学法学部卒業、大蔵省入省。1996年から2000年まで在中国日本国大使館経済部に1等書記官・参事官として勤務。帰国後、財務省主計局主計官、信州大学経済学部教授、内閣府参事官、東京大学客員教授等を経て、2010年より財務省財務総合政策研究所副所長、2015年7月より財務省大臣官房政策評価審議官を兼務。著書に『検証 現代中国の経済政策決定』(日本経済新聞出版社、2008年アジア・太平洋賞特別賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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めどうさ
nori
Hiroki Nishizumi
Yudai
くりちゃん(有給を望んじゃいかんのか?)
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