内容説明
経営分析の必須知識を1冊に凝縮。経営者、経理担当者、そしてすべてのビジネスパーソンに役立つ手法を解説。
目次
第1章 財務諸表を読めなくては、ビジネスパーソンは務まらない
第2章 貸借対照表(B/S)分析―基礎がしっかりしていない建物は長持ちしない
第3章 損益計算書分析―努力すれば成果が出るのか、それが問題だ
第4章 キャッシュフロー計算書分析―お金が回っていれば、会社は絶対につぶれない
第5章 生産性分析―ムダな経営はこうして見つける
第6章 キャッシュフローの動態的分析―少ないお金で大きく儲ける秘訣
第7章 株式投資分析―株を始める前に知っておきたいこと
著者等紹介
林總[ハヤシアツム]
公認会計士、税理士。1974年中央大学商学部会計科卒業。外資系会計事務所、監査法人勤務を経て独立。経営コンサルティング、執筆、講演活動などを行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆ツイテル☆
3
フライヤー2022/01/16
Norykid
3
経営管理に関する指標が、網羅的に分かりやすくまとまっています。入門書という位置付けですが、聞いたことがない指標が多かったです。誰かに手身近に説明するのに役立ちそうです。2015/05/22
葉
2
いつ購入したかわからない本。経営分析の込み入った話ではなく、用語の解説や実際のデータ(餃子の王将など)を用いた説明があり、経営の本としては易しくかつ分かりやすく説明されている。個人的には著者の本で好きなものが何冊かあるで、読んでいてもしっくりくる。この本は気分転換も兼ねてもう一度読んでみようと思った。2020/01/14
クリンスマン
2
キャッシュフロー計算書、キャッシュフロー分析、現金の循環スピードの大切さが認識できた2019/05/01
kobaton
2
経営の本質!過去の結果に一喜一憂するより、将来に向けての意思決定することの方が重要だ。しかし、過去の分析ができなければ将来を見据えることはできない...ファイナンスの知恵に辿り着けないのは、アカウンティングを追求してないからだ。日々の収益と支出を記録する簿記の知識だけで経営をしている気になっている経営者は結局、丼勘定で投資の決定をしてしまう...経営分析を正確にできることが、資金管理と投資の意思決定の精度を上げるということに気づくのは難しいことだ...CCC、PPの概念を使いこなせてこそ、優秀な経営者だ。2017/05/14