内容説明
利益や費用の考え方、売掛金の回収、原価の計算…江戸の呉服屋「ゑびす」は、いかにして経営危機を乗り越えたのか?ストーリーでわかる商売繁盛のコツ。
目次
第1章 勘助は「儲けのしくみ」を理解した(勘助の失敗;留さん・ミキトとの出会い ほか)
第2章 勘助は「買い付け業務」に挑戦した(問屋との商談;売値と値打ち ほか)
第3章 勘助は「売掛金の回収」を始めた(利益を増やす方法;お手玉の価値 ほか)
第4章 勘助は「原価のしくみ」を知った(松坂に到着;木綿の浴衣ができるまでの工程 ほか)
第5章 勘助は新たな「販売戦略」を立てた(高光の容態;留さん・ミキトとの久々の再会 ほか)
著者等紹介
眞山徳人[マヤマノリヒト]
公認会計士。2004年慶應義塾大学経済学部卒業。2005年公認会計士第2次試験に合格し、監査法人トーマツ(現、有限責任監査法人トーマツ)に入社。以来、国内企業向け監査業務のほか、管理会計導入、決算早期化、経営ビジョン策定等のコンサルティング業務、経営者向けセミナー講師、大学生・大学院生向けインターンシップ講師など、幅広い業務に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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烟々羅
13
今日の衝動買い:書店で開いて目に留まったのが、五部構成(販売価格、買付け、与信、生産力向上、販売戦略)のうち買付けの、仕入れ諸掛を忘れてはいけないという項目で購入。基礎はやっぱり大切。馴れない業務を始めたときは、実務のなかで繰り返し、巻き返し初心者向けの本を複数読むことが大切だ ……と思う。今までもそんな生き方(仕事)をしてきた2014/11/13
koike
5
基本中の基本でした。学生向けかな。2014/10/20
水無月
2
これから会計を学ぼう!という人向け、物語形式の会計の入門書。こういう初心者向けの本を繰り返し読んでる方が下手な教科書を読むより頭に入って良いと思う。ミキトの正体はちょっと予想外で笑ってしまった。2019/10/16
ごんし
1
商売の成功に必要な知識や考え方などを物語の中で分かりやすく教えてくれている。同時に、主人公の成長を通して、社会においての人のつながりや仕事の楽しさや厳しさまでを語っている。いわゆるハウトゥー本ではなく、本書掲載の推薦文の通り、商売人、ビジネスマンとしての「哲学」を学べる書として、新社会人必読の一冊。2014/08/16
アルパカくん
0
内容は本当に基本というものですが、物語なのでさらっと気軽に読めます。2014/11/18