目次
文の基本形を確かめる
文を分ければ、スムーズに伝わる
言葉を削れば、より多く伝わる
言いたいことを明確にする
的確に書く
「てにをは」(助詞)を正しく使う
分かりやすく書く
読み手に謎をかけない
共感が得られるように書く
読点は意味の切れ目に打つ
長文をスッキリ構成する
レイアウトや表記に気を配る
話し言葉の影響を避ける
著者等紹介
阿部紘久[アベヒロヒサ]
東京大学卒。帝人(株)で、宣伝企画、国際事業企画、開発企画、経営企画に携わった。その間に、タイ、韓国、イタリアの合併会社に10年間勤務。その後、米国系企業のCEOを務めた。2005年から昭和女子大学ライティング・サポートセンターで文章指導を行う傍ら、社会人も指導している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月夜乃 海花
19
シンプルで読みやすい文章を書く方法が書かれたマニュアル本でした。自分が文章を書くときには気をつけるようにはしています。しかし、この本を読んで「私は大した文章を書けていない」と実感させられました。とくに助詞の「てにをは」が難しい。普段から意識して、文章を書こうと思いました。2017/12/24
メタボン
10
☆☆☆☆ わかりやすい文章指南本。ポイントは、重複を排す、能動と受動を使い分ける、正しい「てにおは」を意識する、修飾語は直前に置く、映像が目に浮かぶように書く、強調語を使いすぎない、同じ話はまとめて書く、無意味な飾り(の方、形、中、流れ、自身、自体、に対してなります、いく、くる)や逃げ腰表現(みたいな、感じ、とか、的には、部分)を避けるなど。指摘されれば、なるほど無駄な言い回しをしていることが多いなと気づいた。読書メーターの感想を書くことも文章力を上げる訓練になると思う。2014/08/19
豊平川散歩
5
文章は、読み手が理解してくれることを最優先に考えて書くことが大事。そのための、句読点の位置や言葉の位置、使う言葉の選択など気をつけるべきことが多い。「何書いてるかさっぱりわからない」と言われると、「ちゃんと読んだの?解説すればわかるはず」と思っていたが、それは自分本意であって、読み手の立場になっていないことだったのだと教えてくれた。最近は、メールを送信する前に読み直して修正している。以前にはなかったことだ。読み手の立場になって読み直すと、少しずつわかりやすい文章を書こうとしていることを、実感している。2023/12/15
haru
4
★3/5 読了済の『文章力の基本』がベースとのことで、もう大体分かるな〜ってところが大半だった。「話し言葉の影響を避ける」の章はなんだか悲壮感がある。SNSでのアウトプットが多い毎日だから、話し言葉と書き言葉の境界が曖昧になってるのは実感する。2021/05/21
みやすこ
4
文章の書き方系の本を10冊ほど読んだが1番ためになった2018/02/04