内容説明
最も効果的な販促策はどれか?結び付きの強さで要因(理由)を見つける(相関)、バラつきからリスクをあぶり出す(標準偏差)、丁度いいデータがないときは?知識ゼロでも今すぐ使える、日産・経営企画マネジャーが教える説得力を増す数字の使い方。必要な手法だけを取り上げ、データを効果的に使うための考え方やノウハウを紹介。
目次
序章 データ・統計分析のための発想とコツ
第1章 そんな都合のいいデータ、どこにもないんですけど…効果的なデータ分析のための集め方と分析の視点
第2章 利益を出すために必要なことは?―規模と、平均・中央値の話
第3章 リスクをどう見積もるのか―標準偏差とヒストグラム
第4章 何が成功要因なのか―データで将来を見直す「相関分析」
第5章 目標達成に必要な予算はいくらか?―企画の計画性・収益性をつかむ「単回帰分析」
第6章 効果的なデータの見せ方・伝え方―メッセージをもって「数字」を伝える
著者等紹介
柏木吉基[カシワギヨシキ]
1972年神奈川県生まれ。慶應義塾大学理工学部卒業後、日立製作所入社。米国Goizueta Business SchoolにてMBA取得。2004年日産自動車へ。海外マーケティング&セールス部門を経て、組織開発部ビジネス改革チームマネージャ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こうせいパパ
34
近々実施するデータ分析に備え、知識を注入。目的を達するため、まずは仮説を立て、そしてデータ収集のうえ分析し、最後に分かりやすくメッセージを伝える。相関や標準偏差などのデータ分析手法や、分かりやすいメッセージの伝え方には、これまでにない知見を得られた。2015/04/06
犬こ
14
これは良著。依頼から、調査、統計解析、落とし込み、プレゼンテーション発表まで、一つのストーリーで具体的に展開され、分かりやすかったです。再読確定本。2015/01/11
犬こ
11
再読本。統計による数字を順立てて、プレテ資料まで落としこむ流れがとても分かりやすいです。定期的にあと数回は読み返したい良著。2015/01/25
ga-ko
9
内容は私にとって難しいものだった。でも平均の他に平均とどのくらい離れているかを知ることなど、これまで接したエクセル本であまり扱わない関数をしることができてよかった。2015/05/21
しょうご
8
電子書籍でながらく積読にしていました。今すぐにこの本に載っているような基礎の段階からの統計分析をする機会はありませんが、そういうものの見方ができるということは覚えておいて損はないと感じました。2022/07/24
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