証券化のすべて

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  • サイズ A5判/ページ数 254p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784534050069
  • NDC分類 338.15
  • Cコード C0033

内容説明

数式や専門用語に頼らずやさしく解説。実務の流れに沿って初歩から段階的に説明。証券化の様々な実例(スキーム)を詳説。実務に役立つことを丁寧に解説。基本から学び直して仕事に応用する。

目次

第1章 証券化とは何か
第2章 証券化の特徴とリスク
第3章 証券化の基本的なしくみ
第4章 モーゲージ担保証券(MBS)の特徴としくみ
第5章 不動産証券化の特徴としくみ
第6章 債務担保証券の特徴としくみ
第7章 サブプライム・ショックと証券化の今後

著者等紹介

田渕直也[タブチナオヤ]
1963年生まれ。85年一橋大学経済学部卒業。同年、日本長期信用銀行に入行。デリバティブを利用した商品設計、デリバティブのディーリング、ポートフォリオマネジメント等に従事する。その後、海外証券子会社であるLTCB International Ltdに出向。デリバティブ・ディーリング・デスクの責任者を務める。帰国後、金融市場営業部および金融開発部次長。銀行本体のデリバティブ・ポートフォリオの管理責任者を務める。2000年より、UFJパートナーズ投信(現・三菱UFJ投信)にてチーフファンドマネージャーとして、債券運用、新商品開発、フロント・リスク管理、ストラクチャード・プロダクツへの投資などを担当。現在、金融アナリスト、コンサルタント。株式会社ミリスタ・フィナンシャル・コンサルティング代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

69
デリバティブがらみで読んだ本です。リーマンショックでかなり悪者にされていますがアメリカでは常識の世界になっている感じで、日本でも今後は金融商品の中心になっていくものと考えられます。この本ではかなり教科書的な感じで書かれていてわかりやすい感じです。いまの預金金利がゼロに近い近い時代にはこのような金融商品の持つ意味が大きくなっていると感じます。そういった意味で今後は日本における金融論の中でも大きな存在になると思っているのですが。2018/04/30

 

2
証券化について、基礎的なもの。知りたかったので読んだ。分かりやすく、よくまとまっていると思う。ただ、「2つ以上の要因があるので、容易には決められません」みたいな部分とかもう少し踏み込んだ説明が欲しくなった。これはもう少し専門書を読むべきだなあとなったので、何か読もうと思う。倒産隔離とかよくできた仕組みだと思う。メザニン債の再証券化あたりがちょっと難しい。貧乏学生には証券なんて縁がないが、資金が手元にあったらなにかやっていたかもしれない。2015/11/30

MAKOTO

1
かつて証券化についての本を調べた時はこれは評判が悪かったので違う本を買った。 最近このサイトで改めて調べたら、割と好評だったので考え直して買ってみた。 結果、最初の評価が当たってたと思う。 なんというか表面をさらっただけで、初学者ではきちんと理解できないと思われる。 イチから証券化を学びたい人にはオススメしにくい。2021/08/06

ゆき

1
証券化の教科書的な本。 後半のリーマンショックがなぜ起きたかの解説はすごく面白かった。 通勤時間を使って2回読んだ。 理解しきれないこともあるが、知識のベースができた。 2018/02/20

kurosuke

1
年末に購入。購入した理由は断片的にしかなかった証券化の知識の底上げを図ろうと思ったこと。内容としては、証券化の基本的な仕組みから始まり、サブプライムショックの発生要因の分析まで。本分野の造詣が深い方にはまったく、おすすめしませんが、基本を知りたい方にはもってこいだと思います。2013/01/14

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