内容説明
会計やマーケティングの知識は不要、サンプル付きで、大事なことが一目でわかる、利益計画から資金計画までパパッと作成、「売上予測」が誰でも簡単にできる、銀行目線で融資に強い計画書がつくれる―「伝わる」「儲かる」ポイントが質問形式でつかめる。
目次
第1章 事業計画書はなぜ必要か?(成功する事業計画書をつくる7つのプロセス;「事業計画書」を構成する5つのパート ほか)
第2章 事業計画書を作成しよう(「想い」をまとめながら、自分の「戦場」を見極める;市場を分析し、「勝てる戦略」をまとめる ほか)
第3章 事業計画書から資金計画を作成しよう(勝つための武器=キュッシュを調達する)
第4章 事業計画書からアクションプランを作成しよう(アクションプランをつくる―勝つために行動する)
著者等紹介
原尚美[ハラナオミ]
税理士。東京外国語大学英米語学科卒業。スタッフ20名全員が女性だけの、「原&アカウンティング・パートナーズ」を主宰。本番同様に税理士試験直前に開催される全日本答練の模試では、「財務諸表論」、「法人税法」の科目で全国1位。一部上場企業の子会社や外資系企業から中小企業まで幅広いクライアントを持ち、企業会計・財務の現場に強い。中小企業は節税よりも財務力を強化すべきとの思いから、事業計画書の作成など、地に足のついた経営支援を行ない、クライアントの9割が黒字の実績を誇る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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マガリ
14
『事業計画書』はどのようにつくればよいか。会社を成長させる社長は、継続的に利益を生む仕組みをつくり、その価値を支援者に納得させるスキルを持ち、「顧客第一」主義である。万人ウケを狙わず、嫌われる勇気をもつのも特徴だ。「企画」「事業コンセプト」「ビジョン」「事業戦略」「事業戦術」「ロードマップ」「アクションプラン」について「51問」の質問に答えれば『事業計画書』が出来上がる。市場調査、戦略立案、組織の運営、資金調達、会計、計画の実践・検証までを体系的に学ぶことができる良書でした。★★★★☆2011年12月刊行2014/04/21
摩周
4
再読、51の質問に対して、明確な意見をアウトプットできるようになってきた。 さらに原理原則に近づけるようにブラッシュアップしていくよう、本書と一緒に歩んでいきたい。伴走ありがとうございます!
摩周
4
質問形式で、事業計画の書き方が整理されている。あなたが喜ばせたい人は誰か?という質問を始め、めくってみたいと思う表紙か?という質問まで51でまとめられている。私のように、事業計画の作り方をひろめたいと方には、参考になる著作だと思った。自分だったらこう答えるな。というのも解として持ちながら読めるので、筆者とのアプローチの違いなども含め、興味深く読むことができた。2011年初版で、2017年で15刷。着実に支持を得ていることに納得。2020/06/01
atsuto.
2
ざっと流し読み。 論点が細かく書かれているが、その論点をどう作っていくかはあまり細かく書かれていない印象。 必要な部分をピックアップして利用する予定2017/07/23
とと
2
事業計画の大切さ、奥深さを感じた。 各質問項目は社長だけでなく、一般会社員にとっても、日常業務に役立つ手段だと思う。2015/02/28