出版社内容情報
2010年12月に成立した改正障害者自立支援法について、その内容と影響を図解入りで解説。
●2010年12月に成立した改正障害者自立支援法を解説
2010年12月、改正障害者自立支援法が成立しました。本書は、同法の内容と影響を図解入りでわかりやすく解説します。介護・福祉関係従事者、保険業界関係者はもちろん、社会福祉士など福祉関係の受験者、サービスを受ける一般の利用者の方も、ぜひ読んでおきたい1冊です。
●障害者自立支援法の影響をポイント解説
今回の改正によって、?@利用者負担の見直し、?A相談支援の充実、?B障害児支援の強化、?C地域における自立した生活のための支援の充実、などが図られました。
本書では、サービスのしくみ、介護給付費・訓練等給付費の支給、事業者から見た障害者自立支援法などを解説。障害者自立支援法の改正によって何が変わるのかが一目でわかります。
【著者紹介】
昭和43年東京都杉並区生まれ。日本大学大学院法学研究科修士課程修了。DREAMGATE起業アドバイザー、東京都福祉サービスにおける第三者評価の評価者を務める。行政書士。平成15年中野坂上行政法務事務所開所。平成16年中野坂上行政書士事務所に改称、現在地に移転。行政書士として介護保険、障害者自立支援法に基づく事業者指定を通じ、介護・支援事業者の相談者として活躍。商工会議所、商工会、雇用能力開発機構などでの講演のみならず経済産業省後援DREAMGATEにおいても、介護事業をわかりやすく解説している。
内容説明
豊富な図表で障害者自立支援法をしっかり理解。自立支援給付、利用者負担、地域生活支援事業、施設の運営基準など法律のポイントがスッキリわかる。
目次
第1章 障害者自立支援法とはどんな法律か(障害者の福祉はどのような歩みをたどってきたのか?―法律の整備は戦後から;障害者支援制度の転換点―措置制度から支援費制度へ ほか)
第2章 知っておきたい障害者自立支援法のサービスのしくみ(自立支援給付・地域生活支援事業の構成―6つの日中活動と居住支援に再編;市町村と都道府県の役割分担―地域性を考慮した支援事業を行なう ほか)
第3章 介護給付費・訓練等給付費の支援(支援費制度と何がちがうのか?―公平なサービスの利用を促す;適切な支給決定のための制度―ケアマネジメントの導入 ほか)
第4章 定率負担から、利用者負担の見直しへ(利用者負担の見直し―サービス量と所得による定率負担へ、そして定率負担の撤回;障害者の利用者負担―上限額以上の負担は生じない ほか)
第5章 サービスごとに見た障害者自立支援法(障害者自立支援法が事業者に与える影響は?―サービスの質の向上や多機能型の導入;サービス提供の責任を明確化するための措置―サービス管理責任者の配置 ほか)
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