仏像の魅力―必携!鑑賞ハンドブック

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784534046598
  • NDC分類 718
  • Cコード C0071

内容説明

仏像の種類・見方・造形がわかる。意外や意外!仏像面白エピソード。国宝一覧・拝観ガイド・仏像用語付き。

目次

第1章 仏像の見方を覚えよう(仏像の種類―仏教の教えの中で4つのグループに大別できる;如来像の見分け方―パンチパーマと粗末な衣装が特徴 ほか)
第2章 仏像の造形を知ろう(仏像の時代区分―カタチや素材で時代区分がわかる;飛鳥時代の造形‐1―大陸から伝わった仏像 帰化人が伝えた異国の造形 ほか)
第3章 意外!驚き!仏像面白エピソード(仏教の時間―頭でっかちの阿弥陀さんが考えた時間;仏像と日常語―日常でよく使う仏像が語源になっている言葉 ほか)
付録(おすすめ仏像めぐり案内;仏像用語辞典)

著者等紹介

谷敏朗[タニトシロウ]
1954年和歌山県生まれ。1976年明治大学卒業。出版社勤務の後、1980年からフリー。1989年から真言宗・遍照院(和歌山県)住職。以降フリーライターと兼職で現在に至る

金子鎌士[カネコケンジ]
1968年大分県生まれ。筑波大学大学院修了。大学時代に観た仏像に衝撃を受け、その後仏像の造形について研究を始める。修士論文『飛鳥仏の造形論』で修士号を取得。現在、有限会社カネコデザイン代表取締役としてデザイン会社を経営する傍ら、仏像の研究を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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壱萬参仟縁

10
種類に疎いので、借りる。左頁文章、右頁イラスト。釈迦三尊像は、普賢菩薩と文殊菩薩を脇侍にするのが基本(31頁)。十一面観音菩薩は、正面の本面以外に10または11の小顔が頭部につく(47頁)。一木造は、乾燥すると割れるという弱点がある(109頁)。寄木造は、複数の木材をドッキングさせて完成させる、定朝由来の技法(110頁)。塑像は、心木→麻縄→荒土→中土→彩色という製法(113頁)。脱乾漆像は、台座に心木固定→荒土までは塑像に似るが、麻布に漆を染ませて貼る→粘土を外し→補強材→漆で彩色(115頁)。その他。2013/07/26

晩白柚

0
読みやすく、仏像の種類や作成方法が年代毎にわかる本。仏像について日本史の授業でならったぐらいしか知らなかったので、なかなか面白かった。この本をもって奈良に旅行したら、お寺参りがもっと楽しくなりそう。2017/01/09

のぶ

0
先日たまたま近所で御開帳があったので、こんな本を借りてみました。国内殆どのお寺に1つ(またはそれ以上)の仏像があって総数の見当はつかないけど国宝指定だけで100以上あるようですね。だから本書では国宝を中心に解説が行われています。如来・菩薩・明王といった分類とか見分け方とか、今まで縁のなかった知識を幾つか得ることができました。本書は写真はあまり豊かではないので(白黒だしイラストのほうが多いし)仏像鑑賞はまた別の本をあたりましょう。太字の重要単語扱いで「南部焼き討ち」とあったあたり、本作りは雑かもしれません。2013/06/02

アリオッチ

0
読みやすい。如来と菩薩と明王の区別がつくようになった。2010/03/11

ひろ

0
仏像の見分け方や種別の違いがあること、仏教用語からきている言葉など色々為になった。 ただ仏像としてしか見てなかったのが今度からは見方が変わりそう。この本をお供にお寺巡りしたら楽しそうだ。 2018-22018/01/07

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