目次
第1章 幕末維新とはどんな時代だったのか(ペリーが来る前の日本は民衆の不満が充満していた!;幕末維新期の諸藩の状況 ほか)
第2章 黒船来航―動乱の時代へとシフトする(ペリーの来航で、日本の歴史が250年ぶりに動き出す!;黒船来航1―黒船4隻とはどのくらいの戦力だったのか? ほか)
第3章 尊王攘夷の嵐―志士たちの活躍と挫折(幕末動乱の時代に思想的な対立はなかった!?;和宮降嫁―皇女和宮と将軍家茂の夫婦仲は? ほか)
第4章 明治維新―新政府誕生と戊辰の内乱(幕府再興の夢を打ち砕き勝利を手にした新政府;大政奉還―政権の返上は、幕府再生への第一歩か? ほか)
第5章 新国家の誕生―独裁者大久保の死と富国強兵路線の確立(着々と進んでいく新国家の基盤づくり;版籍奉還―なぜか、すんなりと行なわれた版籍奉還 ほか)
著者等紹介
外川淳[トガワジュン]
1963年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部日本史学専修卒。新人物往来社『歴史読本』の編集者を経て、現在、歴史アナリスト。戦国から幕末維新までの軍事史を得意分野とする。歴史ファンとともに古城や古戦場を巡る「歴史探偵倶楽部」を主催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ポン
6
山口県萩で松下村塾、吉田松陰、高杉晋作に触れ、幕末の様子をもっと知るために読みました。これまでの価値観の変容、反発、時代の流れを大きく振り返りました。2020/10/12
asaka
2
項目ごとになっていて図やイラスト、年表もわかりやすい。全部読むというより辞書感覚でキーワードから必要なページを読む感じ。「花燃ゆ」「竜馬がゆく」の補足として大いに役立った。2015/08/13
おサゲっち
1
息子との山口旅行に際して読みました。辞典的な扱いが出来る本でした。2025/04/13
aya
1
幕末と呼ばれるのは800年代の中頃からの25年間。 新撰組とは、天皇を中心とした政治を行う神国日本を汚す存在である外国人を「天誅」と称して打ち払おうとする尊皇攘夷いう思想を持つ志士たちの氾濫を収めるために幕府に立ち上げられた部隊。 日本が開国して外国人や外国の文化がたくさん日本に入ってきてそれを許せない人たちがいて、動乱の末に武士という身分が廃止されて、藩とちょんまげと刀が禁止されて、市民平等になって、幕府から政府になった時代をそう呼ぶそう。 いま生きているこの時代まで、歴史は地続き。2018/03/10
しん
1
幕末から西南の役で明治維新が終わるまでの様々なイベントが2ページごとに区切られ図もあり読みやすい。時代背景や、出来事の原因も詳しく書かれている。いろんな本を読んでもこのテーマを通して書いてある本がなく?面白かった2016/06/19